５２：押し付けてた ページ14
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「言われたら嫌って言えばいいのよ！」
「言えないよ！これ以上大我くんに迷惑掛けられない……」
「あんた電話するのは私じゃなくて大我でしょうが！」
あぁ……怒ってる…。
分かってるよ！でも出来ないんだもん！
「Aはさ、大我に頼りきって自分じゃ何も出来ない弱い女だ！みたいに思われるのが嫌ってことでしょ？」
まぁ……うん、そう…かな。
大我くんはそんなふうには思わないだろうけどね。
私が嫌ってだけなんだよ、結局は。
「んで、その気持ちを尊重してくれてる大我」
「……はい」
「お互いに理解してるつもりなんだろうけどさ、それじゃ長続きしないでしょ」
「・・・」
「どっちかがずっと我慢することになるよ。別に相手は我慢して欲しいなんて思ってないのに」
「・・・」
「じゃあ大我がみるみる痩せてって、帰りも遅くて、ご飯もろくに食べないで、家に帰ってまで仕事ばっかしてたらあんたどうなの？」
「それは……私が出来ること全部してあげたいって思う……」
「それはどうして？」
…………どうして？
そんなの決まってるよ、だって……。
「大我くんが……好きだから」
「こいつ弱！とか思わないの？」
「思う訳ないじゃん！」
「じゃあ大我だって同じでしょうが」
「・・・」
「なんで怯えるのよ。大我はAのこと好きなんだよ？ちゃんとそれ分かってる？」
大我くんの好きな人は私。
それだけで強く居られるって、そう思ってた。
それなのに大我くんに嫌われたらどうしようって、なんだこいつって思われたらどうしようって。
奥の方に眠ってた自分の自信の無さが、いつの間にかどんどん出てきて、怯えてばかりだったことにやっと気付いた。
……そうだった。
大我くんは私のことが好きなんだった。
好きな人が苦しんでると自分も苦しい。
分けて欲しいって思うし、助けたいって思う。
私は絶対に大我くんの味方だし、一人で強くなって欲しいなんて思わないよ。
きっとそれは、大我くんも……。
あぁ、もう。
「私……本当に自分のことばっかりで…」
「そうね、大我のこと想ってるつもりだっただろうけど、結局は自分の気持ちを押し付けてただけだと思うよ」
「……うん」
「Aはダメなんかじゃないよ。大丈夫」
「……え？」
「相田先生と居ると、心を削られていくのは分かるから」
マユカが急にシンとして、気まずそうに笑う。
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akikuma(プロフ) - 大我くんこんなに想ってくれてたんだ😭本当�眞呂�んと同意見！めちゃくちゃ良い彼氏！でも本当にタイミングが悪すぎた！大我くんがそんな気持ちで会いに来てたのに😭もう続きが楽しみすぎます‼️ (5月6日 5時) (
レス) @page33 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
anna(プロフ) - �眞呂気鵑縫愁蹈�ャンプをプレゼントしたい限りです…ほんとに👍✨️夢主ちゃんは、これ以上拗らせないで！あとやきもち大我くん可愛すぎるので、このままだと私が保護しちゃいますよ‼️だからちゃんと話して仲直りしよう‼️ (5月5日 22時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - akikumaさん» akikumaさん🥰なんでこうも上手くいかないのかしら！！🥲爆発寸前の大我くん……ちゃんとお話聞いてくれれば良いんですが……🥺🥺 (5月5日 20時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - annaさん» annaさん🫶こーちイイネ！！(笑)大我くんヤキモチかわちい〜！！めろめろ〜！！もっとそれを全面に出してくれれば尚良いんですが😤😤(笑) (5月5日 20時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - 更新ありがとうございます💕違う！違う！大我くんちゃんと話聞いてね！夢主ちゃん、もう全部素直に話しちゃおう🥺�眞呂�んはとにかく👍✨ (4月21日 10時) (レス) @page25 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaka
| 作成日時：2024年3月24日 19時
