06:見覚えのある ページ6
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「樹たちもうすぐ着くって」
レイナにそう言われて、また気が重くなる。
何が楽しくてこんな時に合コンなんてしなくちゃいけないんだろう。
なんか昔のこと思い出して悲しくなってきちゃったし。
「はぁー…………」
大きなため息を吐いたと同時に、店のドアが開く。
「あ!樹〜!こっち!」
レイナが手招きしている方をチラッと見ると、見慣れた田中くんの姿と、ゾロゾロと入ってくる見るからに陽キャな男数人。
それと、どこか見覚えのある黒髪の男の人。
……あの人って。
「え、ちょっと…」
「なになに、A知り合い居た?」
嬉しそうにはしゃぐレイナ。
それと、え!あの人さ?なんてコソコソと盛り上がってる他の女の子たち。
6対6だと聞かされていたメンバー。
樹からの声が掛かっているからか、女子側の数人には同じ会社の同期もいる。
「お疲れ〜。じゃあテキトーに座って」
樹にそう声を掛けられて私の正面に座ったのが、見覚えのある黒髪の人だった。
「あ……こんばんは…?」
「どうも」
一瞬だけ目が合って軽く会釈をすると、少しだけ微笑んで同じように会釈で返された。
全員分の飲み物を頼んで、軽く自己紹介が始まる。
視線が私を捕らえていたのはあの一瞬だけで、さっきから全く目が合わない。
ていうかどこを見てるんだろう。
テーブルの木目でもガン見してる?それともメニュー表?
そんなことを考えてたら他の人の自己紹介なんて何も聞いていなくて、遂に正面のその人の番になっていた。
「…松村です。よろしく」
そうだ…思い出した!松村くん!
「やっぱり松村くんだよね!?」
私の心の内と同じだったのか、同期のひとりである女の子が興奮気味に言う。
「あぁ……そうだけど」
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5uuuuu(プロフ) - 毎日読むくらい好きな作品です!! (9月24日 11時) (レス) id: 8d269d3552 (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - annaさん» annaさん、いつもコメント本当にありがとうございます!おっと??嫌味なほくちゃんにハマってしまいましたね??(笑)ここからの展開も楽しみにしてて下さいね😁Part2も是非よろしくお願いします! (2023年2月25日 20時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - は な こさん» は な こさん、コメントありがとうございます!お返事遅くなりすみません〜🙇🏻♀️前作まではデロンデロンに甘々なほくちゃんだったので今回はめっちゃ嫌味な奴で登場してもらってます(笑)Part2の方もよろしくお願いします😉 (2023年2月25日 20時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
anna - 嫌味な北斗くんは北斗くんで好き、、、早く恋して夢主も北斗くんもデレデレになっちゃえ!!って思ってます。大我結婚で一回空飛んでたのに嫌味北斗くんでもっと空飛んでます。楽しみにしてます!! (2023年2月16日 17時) (レス) @page32 id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
は な こ(プロフ) - 嫌味な北斗が恋しちゃってデレちゃうの早々ながら想像してますすみません楽しみです、、応援してます! (2023年2月16日 16時) (レス) @page31 id: 586ecf7acb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chaka | 作成日時:2023年1月22日 17時