43．(クソデカため息) ページ44
夢主視点
…ダイスを振っただけなのに…←
なんか脂っこい豚骨ラーメンをスープまで全部飲み干した気分…
こんな時は早く家に帰ってミニお茶会でも開くか。
お饅頭作りたい気分だし←
階段を登っていくと雑草が目につく。
掃除しないとなぁ…
館の中に入って二階に行くと、
侍、雪女、貧乏神、猫又、天狗がババ抜きをしていた。
…猫又は観戦のようだ。
…でもなんかみんな顔が真剣すぎる気がする。
「ただいま帰りましたー」
猫又「あ、おかえりー」
雪女「静かに！今いいとこだから！」
猫又「ババ抜きにそんな山場みたいなとこそうそうないぞ」
「…え本当にババ抜き？オーラが違うんだけど。」
猫又「あー実は九尾サマが最下位の奴をパシってアイス買わせに行くんだって。」
「そうゆう事…猫又は？参戦しないの？」
猫又「僕は一抜け。」
「スゴ…あ、じゃあお饅頭作るの手伝ってよ。」
猫又「えぇ！？ヤダよめんどくさい」
「あーそーですかー残念だなー作りたてもオマケも要らないなんてー」
猫又「…やっぱ手伝う」
よし←
キッチンで食材を取り出して猫又と一緒にお饅頭を作っていく。
途中侍が二抜けしたり天狗が三抜けしたりして大分デットヒートだった。
「おっけ！完成！さ、味見どーぞ」
猫又「久しぶりに手伝ったけど作りたてが一番美味しいね…」←しみじみ
なんかすごい歳を感じる言い方だけど、全然見た目若い…
貧乏神「右！右だよ！」
天狗「ばっか左じゃん！嘘つくなって！」
雪女「わかった左だぁ！」
天狗「ッエーイババ引いてやがんのー！！」
貧乏神「右って言ったじゃーん！」←四抜け
侍「お前らいい歳して何してんだ。」
天狗「はー？まだ見た目年齢19ですぅー侍君と同じですぅー！」
雪女「天狗…」
天狗「んー？」
雪女「絶対許さないからぁ！」ﾀﾞｯ
猫又「あーあ行っちゃった。天狗のせいで。」
天狗「考えてみろ。元凶は九尾だ。」
醜いジジババの争いだぜ←
さて、お饅頭をお皿の上に乗せてババ抜きしてた大人(笑)に差し出す。
そしてキッチンを素早く片付けて自室に戻る。
そして…
ダイスロール！
《目星》60≧(成功)
《心理学》6≧(成功)
オッケーナイス！
…え？誰に振ったかって？
いやーそれは言えないけどもう少しでくっつきそうな方々が居てさぁ。
ちょっとね。見学するだけ。
作者(グヘ)
to be continued…
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作者名：マフラー巻いた饅頭 | 作成日時：2022年3月25日 23時
