. 登坂side ページ4
*
_登坂side
「 まだ好きなんですね？Aさんのこと 」
『 だったら？ 』
「 納得できないです………なら……私と噂になっちゃいます？ 」
『 は？ 』
「 ちょうど人も来たみたいですし 」
確かに近づくヒール音。
そして彼女の言葉が理解できない俺に彼女は一歩、二歩と近づいた。
そして唇を重ねた。
ヒール音がピタリと止んで彼女越しに見えたAの姿。
突き飛ばそうとした俺の腕より先に動いたのは……遠ざかるヒール音。
「 噂にはなりそうに無いですけど、これでAさんは……… 」
『 ねえ、歩美ちゃんで合ってるっけ？ 』
いつのまにか俺から離れ勝ち誇ったような顔でこちらを見る彼女の言葉を遮る。
本当どこまでも邪魔してくるな。
『 あんまり大人なめないほうが良いよ 』
睨みつけながら冷たい声で言い放つと彼女は少しだけ怯んだ気がした。
『 何思ったか知んねーけど、俺、お前みたいな女もう十分なんだわ。 』
どうせ俺の見た目しか見てないんだろ。
知ったような口、聞くんじゃねーよ。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1738人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
登坂 あか臣(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります！！！更新頑張ってください！ (2017年3月1日 0時) (
レス) id: 033d800a5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゴ ウ テ ン
| 作成日時：2017年2月27日 23時
