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深「うぃーす」
『お疲れ様、ふっか』
慣れたように靴を脱いで、リビングに向かっていく後ろ姿を追いかける。
深「ぐはぁ、疲れた」
『でもめちゃくちゃカッコよかったよ？』
深「でしょでしょ！どこがよかった？」
『サインボール投げる所以外は全部良かった』
「なんだよそれ〜」って笑いながらソファーに座るふっかの隣に腰掛ける。
『…サインボール貰った子、ふっかのタイプだったもんね』
深「おっ！よくわかったね」
『…まあね。だてに深澤辰哉のファンやってないですから』
ファンになって最初の頃は、私だって本気でふっかに恋してた。
アイドル誌に載っているふっかの好きな子のタイプとか、好きな服装とかを調べまくって少しでもそのタイプに近づけるように頑張ったりもした。
『…わかりやすいよ、ふっかは』
深「そう？」
『うん、わかりやすい』
だけど歳を重ねるに連れて、そのタイプに自分がなれない事を知った。
深「A、いい？」
『…うん』
そしてふっかとこうやって一緒に過ごすようになって、アイドルだって1人の男だってこともわかった。
『…んっ』
ふっかから落ちてくる優しいキスに、
特別な感情なんて一つもないんだって事も。
深「…A、かわいいよ」
『…ん、あり…がと』
ふっかの口から聞こえるそんな甘い言葉は、
私だけに向けられてる訳じゃない事も。
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あいちゃん(プロフ) - この作品めっちゃ続き気になります!!絶対面白い!!ぜひ続きお願いしたいです! (2020年11月21日 9時) (
レス) id: 73abb925e7 (このIDを非表示/違反報告)
YUME(プロフ) - nanaaapipiさん» ご指摘ありがとうございます！！結構な数間違えてました(＞人＜;)修正いたしました！！ (2020年9月28日 15時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
nanaaapipi(プロフ) - 深澤さんの名前の漢字違ってます (2020年9月28日 14時) (レス) id: d56426a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
翔亜(プロフ) - 面白い！がんば〜！！ (2020年9月24日 1時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUME
| 作成日時：2020年9月23日 0時
