遂に明かされるのか ページ23
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ラ「ねえ、Aちゃん？」
『んー？どうしたの、ラウ』
撮影の待ち時間、いつもは目黒とか康二とかさっくんとか…そこら辺と騒いでるはずのラウは椅子に座って携帯を触る私の隣に座った。
ラ「Aちゃんさ、恋愛解禁したの？」
『どうしたの、おませさん』
ラ「ちょっと、僕だってもう高校生なんだけど」
『ラウはいつまで経っても子供に見えちゃうんだよなぁ』
出会った時は中学生で、まだあどけなさが残っていたラウはぐんっと身長も伸びて髪も染めて確かに大人っぽくなった。だけどやっぱり私にとっては可愛い弟のような存在。
ラ「聞きたいことがあってさ」
『ん？好きな子でもできた？』
「ううん、そうじゃなくて…」言葉を繋いだラウは真っ直ぐな目で私を見つめる。
ラ「Aちゃんと康二くんって付き合ってたの？」
『っ、』
最年少なのに、1番しっかりしてるのはラウなのかもしれない。言い訳なんて通用しない。誤魔化しも聞かない。それほどにラウの目は真っ直ぐで私はその目から視線をずらすことができない。
『あ…それ…どこで』
ラ「あ、悪いけどこれ。質問だけど確信があって聞いてるから」
…あーあ、ほら。頭のいいラウの事だもん。無駄な質問なんてきっとしない。だから私は、正直に答えるしかないんだ。
『…そうだよ』
ラ「…そっか」
まだ17歳にとっては、重すぎる事実かもしれない。メンバー同士が元恋人だなんて。ましてや、純粋なラウだからこそ余計に。でも彼は、この1年で誰よりも大人になっていたんだね。
ラ「Aちゃんがその事で悩んでるなら、僕が力になってあげたい」
『え？』
ラ「誰にも言えないから、1人で抱えてるんでしょ？ならその悩み僕にも共有させて」
『ラウ…』
まだ小さいと思っていたラウの手が頭に乗って私の髪を優しく撫でる。その手は大きくて、暖かかった。
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YUME(プロフ) - riri_purukawaさん» コメントありがとうございます（＾_＾）泣いてしまったなんて…嬉しくて私が泣きそうです(｡-_-｡)笑続編に移行しますが、そちらもどうぞお願いいたします！！ (2020年8月15日 23時) (
レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
riri_purukawa(プロフ) - さっくんとのデートのとこで泣いてしまいました(;o;) (2020年8月15日 17時) (レス) id: be778bbdda (このIDを非表示/違反報告)
YUME(プロフ) - 玲さん» コメントありがとうございます（＾_＾）切なすぎて…ってお言葉嬉しすぎます( ^ω^ )これからも更新頑張るので、ぜひ楽しんでお読み頂けると嬉しいです(*´-`) (2020年8月15日 12時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - なんかもう切なすぎて……………こっちが泣きそうです…もう誰落ちでもいいから主人公が幸せになったらな、なんて思いながら見てます！こらからも頑張って下さい！！！！ (2020年8月14日 22時) (レス) id: f20013ee9d (このIDを非表示/違反報告)
YUME(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます！！私も書きながら、誰と幸せになるのか悩んでしまいます(｡-_-｡)みんなに幸せになってほしい(｡-_-｡)これからも楽しみにしていただからように頑張ります！！ (2020年8月11日 21時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUME
| 作成日時：2020年7月31日 13時
