メンバー全員、片想い〈SnowMan〉

俺、最後までもつかな ページ24

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隣を歩くAにばれないように、横目で顔をチラッと見る。いつも可愛いけど、今日はやばい。ほとんど化粧してなくても、はっきりとした目とか真っ白な肌が逆にドキドキするっていうか…


…もし俺が彼氏になったら、こんな顔をいつでも見れるんだよな。


なんて妄想が俺の頬を緩ませる。


「じゃあ、まずは下着付けたままで撮ろうか」


スタジオにつけばすぐに始まった撮影。恥ずかしいのか口数が少ないAをみて、ここは男として俺が引っ張らなければと意気込んだ。


目「っ、」



パサッと着ていたバスローブが落ちて、下着姿のAの肌があらわになる。


…やべえ。


細いウエストに長い手足。数秒時が止まったように俺の視線はそれから動かせなくなる。


『…ちょっと、そんなみないでよ』
目「…あ、わりぃ」


予想していた数10倍、いや、数100倍は色っぽいAに自分の心臓がどんどん速くなるのがわかる。


「じゃあ2人、一回抱き合ってみようか」


俺よりも20センチ近く低いAをそっと抱き寄せると、生暖かい肌の感覚がダイレクトに伝わってくる。ドキドキとなっているのは、Aの心臓の音なのか、それとも俺のものなのかすら分からない。


『…目黒？』


Aの声が耳から全身を駆け巡って、俺の頭の中を支配する。上目遣いで俺を見るAの腰を手でぐいっと引き寄せた。



目「最後までもつかな…俺」

…本気なの？→←いよいよ撮影に…

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