162話［過去編］ ページ40
.
『………』
真「………」
休日、土曜日
今日は父さんも母さんも仕事や用事で
誰もいない為部屋で静かに本を読む…筈、だった
何故此奴は当然の様に私の部屋にいるんだろうか
…部屋に上げたの私だけど……ト○ポくれたし、
…だがしかし、なんで私を背後から
抱き締めるのか意味が分からない
『………いや、離れろや
なんでこの体制が定位置みたいになってるんだよ』
真「え？」
『…は？』
真「え？」
『オウム返しやめろ』
真「俺的には此処が一番落ち着くからね」
……私は落ち着かないけどな
…この本読み終わったら引き剥がそう
真「……あれ、Aちゃんなんか…心音早いね」
『……は？』
唐突に心音の話をされても
こっちは困惑しかないわ
真「うん、やっぱり早い
…別に取って食ったりしないよ？」
『…どうだかな』
適当に流しておこう。
心音が早いからなんだっつー話だし
ト○ポうまい
『…あー…ていうかお前近いんだよ』
真「え、今更？」
『…しかもお前、相手いるんだろ』
真「……ん？」
『こうやってくっついてくんのもうやめろ
…また誤解されたら、面倒いし』
真「待って、何の話？相手って…？」
『…だから、…彼女』
真「……いないよ？」
『……は？』
…いないなら何故
あんな疑い掛けられたか更に分からないんだけど
真「なんでその考えに至ったか教えてくれる？」
『…かくかくしかじか』
真「…それだけじゃ通じないからね」
『チッ』
.
.
真「……そうだったんだ、…ごめんね。俺の所為で」
『…間接的にはお前だけど直接的には関わってないだろ』
真「え、それ庇ってくれてる？」
『庇ってないわ』
真「……ふ、」
本に視線を戻しながら次のページを捲ると
黒髪が私の肩に頭を預けてきた
『………重い』
真「うん、ごめんね」
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潮来(プロフ) - moeさん» コメントありがとうございます。あの過去編を乗り越えてコメントまでしてくださるなんて……！続編も頑張ります！もう少しだけお待ちを…！ (2018年4月20日 23時) (
レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - 続編楽しみ、、 (2018年4月20日 19時) (レス) id: 32c275f53e (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - 無希さん» 下書きの方の薬ちゃんのアホ毛をキラキラした目で見つめる夢主さんがすっごい好きですw有難く書かせていただきます！！ (2018年4月16日 23時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 潮来さん» いやいやそんな…ほんと申し訳ないです…三枚のうち2枚はモノクロですし…雑だし…えっ、桜坂さんも描いて下さるんですか！？全然良いですよ！むしろ良いんですかありがとうございます！！いくらでも待ちますからお願いしまする！！ (2018年4月16日 8時) (レス) id: 3bf93b4eb7 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - 無希さん» 麗しすぎて目が浄化されました。ありがとうございます！！…その、提案なのですが…コラボ絵、私も書かせていただいてもよろしいでしょうか…………改めて来て下さりありがとうございました！！ (2018年4月15日 20時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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