164話 ページ2
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『…それで？クイーンが行方不明…と』
シル「宝を盗みに行ったまま…
連絡が取れないんじゃ、クイーンに…もしもの事があったら…」
『師匠………』
ジョーカーは何処か神妙な表情をしながら
帽子を深く被り直し、1つ。溜息を吐いた
『話聞いてたけど。…要するにそれ、
師匠が余計な心配して電話掛けたからじゃない
それに、ハッキリ言って
その腰じゃ助け出すなんて無理よ。』
シル「ぎっくり腰になっている場合じゃない！
待ってろよクイーン…！！今すぐわしが助けに…」
ハ「えっと…無理しない方が…」
シル「ｶﾞｸｯ……、
待ってろよクイーン！！今すぐわしが助けにｺﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」
断末魔に似た悲鳴を上げながら床に倒れ伏す
師匠を横目に、ジョーカーは漫画を漁り出した
ハ「無理しないで下さい…
おいら達が代わりに探してきますから…ねぇジョーカーさん」
『えぇ…？別にあの子なら大丈夫でしょう
可愛い子には旅をさせなさいよ』
今回の件は完全に師匠の自業自得だと思っているジョーカーは
漫画片手にお菓子を摘み始める。
シル「良いのか！？全部バラしてやるぞ！
お前のあんな事やこんな事全部バラしてやるからな！？」
『…良いわよ？
別にバラされて困る事なんて1つも』
シル「あれは丁度、8月中旬じゃった…」
突然語り出すシルバーハートへ
ジョーカーは口にしたお菓子を飲み込むと
「え？本当にあんの？」と腕を組みながら
怪訝そうに黙って話を聞いていた。
シル「ある日突然ジョーカーが家出をしようと
夜にわしの家からこっそりと出ていった時じゃ…
その途中でジョーカーはとある村の少年に出会い
まさかの一目惚」
『うああああああああっ！！！』
途端、ジョーカーの大声が
シルバーハートの話を大袈裟に遮った
肩で息をし、微かながら頬を赤面させ
ジョーカーは早口で捲し立てる
『なんっで！！師匠がその事知って…！
っ、いやだから違うって何度も言ってるでしょう！？』
シル「まだ続きがあるんじゃが…」
『行けば良いんでしょ行けば！！
ハチ！用意しなさい今すぐに！』
今までに見た事がないジョーカーの焦りっぷりに
ハチは少し驚きつつも楽しそうに聞き返す
ハ「一目惚れ？あのジョーカーさんがっすか？」
シル「そうじゃよ。名は確か…」
『置いてくわよハチ！！』
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カフェオレ。(プロフ) - みくさん» ありがっっとうございます！！私は物語を好きだと言ってくれるあなたが大好きです！！（何言ってだこいつは）お、お仲間がいた〜〜！！その言葉だけで作者は救われます……移り変わる年数に負けず、一緒に怪ジョを推して行きましょう！(ﾉ´∀｀*)コメント感謝です！ (2021年3月20日 17時) (
レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - この物語本当っっに好きです!!!2021年でもジョーカー好きです！！！！ (2021年3月19日 14時) (レス) id: a9cc5a3073 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - ミナさん» 分かります！シャドウさんとスペードさんかっこ良いですよねー！クイーンさんのあのツンデレっぷりも可愛くて私も大好きです(^ ^)面白いとお褒めいただき光栄です…！コメントありがとうございました！ (2020年5月12日 8時) (レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - すごく面白いです！私としての推しはスペードもしくはシャドウですね！クイーンも好きですけど。更新頑張って下さい！ (2020年5月11日 9時) (レス) id: c8c6f722e8 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - meiさん» 面白い作品と言って貰えて感無量です…(´；ω；｀)今現在色々と掛け持ち作品の方に熱を上げているため遅れていますが、多分おそらく1週間以内には続きを書き上げますのでお待ちください……！コメントありがとうございました！！ (2020年5月2日 18時) (レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
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