146話 ページ33
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No side
ジェ「はいコレ」
『…これは、』
そう言ってジェイスンが手渡してきたものは
ジョーカーには少しサイズが大きい囚人服…
それと、シャンプーとリンス。
タオルと化粧水と乳液である
ジェ「今 他の囚人達は入浴の時間なんだけど…
流石に男と一緒には入れないでしょ
それにあんた…ちゃんとお肌のケアしてるの?
若さにかまけてケアを放っておくと後で後悔するわよ」
『…、ど、どうも…』
此処で小さく悲鳴を
上げなかった私を誰か褒めて欲しいわ…
そう心中で何度目かの愚痴を吐き出し
ジョーカーは着替えとタオルその他を持って入浴場所へ出向いて行った。
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『はぁあ……』
シャワーのハンドルを捻り、
ジョーカーは深く溜息を零した。
『何アレ……何か私より女らしいんだけど…』
つっこむべき所はそこでは無いと思うが
それを指摘する役は今何処にも居ない
シャワーのお湯がジョーカーの肌を打つと
ジョーカーは反射的に肩を跳ねさせシャワーから離れた。
『熱っつ…!!…何で温度は配慮してないのかしら…
まぁ、お風呂入れるだけマシだけど…』
これから、此処で生活して行くのか…
思わず脳内に浮かんだその言葉に
ジョーカーは身震いした。
『冗談じゃないわ…、
直ぐにでもアレを手に入れて、こんな所から脱出よ…
つかこんな温度のお湯で洗い続けたら
それこそ髪の毛ガッサガサになるわ。』
そうジョーカーは小さな声で呟くと
髪に着いた泡を流し、直ぐにシャワーのお湯を止めた。
▽
他の囚人達よりも服が大きいのは
ジェイスン署長の気遣いです。
身体のライン見えちゃうからね。
署長の口調がアレなので女の人にはそういうとこの
気遣い出来てそうだなぁと勝手に想像しました。
上半身の服が少しダボっとしてます。
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カフェオレ。(プロフ) - reichanさん» 数年後またいでからのコメント返信失礼致します…!!光栄の至りッ!!申し訳ございません。遅ればせながらパスワード関連の事情を怪盗少女。6th 50ページにて記載しております。お手数ですが拝謁のほどいただけますと幸いです!コメントありがとうございました! (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 刹那さん» 暖かい声援なほど、本当に嬉しい限りです…!長らくコメント返信のほどを怠ってしまい合わせる顔も持ち合わせていない私ですが、折り目として申し上げる所存です。遅ればせながら、怪盗少女。6thにてパスワード関連の旨を記載いたしました。拝謁いただけると幸いです (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 見てて!とても面白くて毎日楽しみです。2,3のシリーズのパスワードって教えて頂けることは可能ですか? (2021年10月8日 0時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。後、パスワードが分からなくて2と3が読めてないんですが教えてもらえませんか? (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4a3ea27242 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - アニマトロニクスさん» コメントありがとうございます!完結までまだまだ遠いですが、これからも何卒見守っていてくださると嬉しいです…! (2019年2月1日 1時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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