138話 ページ25
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ふいにシャドウが口にした名前に
反応を示しそうに、なった直後、
突如として、その場に轟音が鳴り響く。
反射的に音のした方へ振り向くと
オリンポスの財宝があった部屋が
火に包まれ燃え上がっていた
『あっ…!?オリンポスの財宝が…!』
シ「チッ……道ずれにしやがったか…
長居は無用だぜ、 お宝は諦めな」
『うぅ……わ、分かってるわよ!』
先ほどシャドウが言いかけていた内容のほうも
確かに気になるが、今はそんなことを問い詰めている暇すらない。
瓦礫に埋もれ尽くすお宝たちを尻目に
少しだけ後ろ髪を引かれつつ、
私は出口に向かって走り出した
暫く走り続け、クイーン達がいる部屋まで
辿り着くと、呪いが解けたのか
突然の轟音に戸惑う姿が見えた。
『皆!逃げるわよ!』
ハ「ジョーカーさん!?」
私のその一言で察したのか
クイーン達は出口の方へ走ったが
この揺れで落ちて来た岩に、
通路が塞がれてしまった
ク「どうしよう…!もう道が分からないわよ…!!」
『ッ…!』
どうすれば…このままじゃ、
私達全員が生き埋めに____
そんな考えに至った時、
何処からとも無く聞き覚えのある声が聞こえた
シル「お前達此方じゃああアアああ!!」
『師匠!?何で此処に…』
とか考えている暇もない!!
取り敢えず、
師匠の後ろ姿を追って 私達は何とか、
あの遺跡から脱出を成功させたのだった。
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カフェオレ。(プロフ) - reichanさん» 数年後またいでからのコメント返信失礼致します…!!光栄の至りッ!!申し訳ございません。遅ればせながらパスワード関連の事情を怪盗少女。6th 50ページにて記載しております。お手数ですが拝謁のほどいただけますと幸いです!コメントありがとうございました! (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 刹那さん» 暖かい声援なほど、本当に嬉しい限りです…!長らくコメント返信のほどを怠ってしまい合わせる顔も持ち合わせていない私ですが、折り目として申し上げる所存です。遅ればせながら、怪盗少女。6thにてパスワード関連の旨を記載いたしました。拝謁いただけると幸いです (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 見てて!とても面白くて毎日楽しみです。2,3のシリーズのパスワードって教えて頂けることは可能ですか? (2021年10月8日 0時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。後、パスワードが分からなくて2と3が読めてないんですが教えてもらえませんか? (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4a3ea27242 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - アニマトロニクスさん» コメントありがとうございます!完結までまだまだ遠いですが、これからも何卒見守っていてくださると嬉しいです…! (2019年2月1日 1時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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