135話 ページ22
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《 一時停止 》
シル「諸君!メデューサが見破った
ジョーカーのトリックは分かったかな?
確かに此処には大鏡は無かったんじゃ
まずジョーカーがイメージガムで鏡の額縁を作り
ガムの薄い膜を張る。そして、シャドウがイメージガムで
ジョーカーの姿になる…
2人が完全に同じ動きをする事で
只の枠を鏡の様に見せたんじゃ
しかし、足元に落ちた炎が作り出した2人の影…
その伸びる方向が間違っている事にメデューサは気が付いたんじゃ
それにしても、二人の息はピッタリじゃったなぁ…
じゃが、見破られた2人はピンチを切り抜ける事が出来るか…!」
シルバーハートはそこまで言い切ると
誰も居ないというのにも関わらずキョロキョロと辺りを見渡した
シル「そしてその頃…伝説の怪盗シルバーハートは
なんと迷宮で迷っていたんじゃが……
それは、皆とわしだけの秘密じゃぞ?
と言う訳で!続きじゃ!」
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正体が見破られた為、シャドウが被っていた
イメージガムが破裂音と共に弾けた。
シ「…もう気付きやがった…、」
『っ、此処までなの…!?』
焦った様に視線をうろつかせながら
そう言葉を零すと、攻守交替されたメデューサが楽しそうに笑った
「ハーっはっは!!そんな小細工に引っ掛かると思ったか!」
一気に調子を良くしたメデューサは
今度こそ私達を始末しようと此方へ近付いてくる。
慌てて鏡を飛び越し、とある一点を避けて着地する。
「此処まで手こずらせた人間は初めてだ!!
石像となって、永遠に続く私の孤独を癒し続けるが良いーッ!!」
メデューサのその叫びを最後に
私は目を固く瞑る。
『もう、ッ駄目…!』
メデューサは高らかと笑いながら
確実に私達へ近付いてくる。
けれど、先程も言った" ある一点 "に
メデューサが足を踏み入れた時____、
勝利を確信し、口角を上げた
シ「なぁんてな。」
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カフェオレ。(プロフ) - reichanさん» 数年後またいでからのコメント返信失礼致します…!!光栄の至りッ!!申し訳ございません。遅ればせながらパスワード関連の事情を怪盗少女。6th 50ページにて記載しております。お手数ですが拝謁のほどいただけますと幸いです!コメントありがとうございました! (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 刹那さん» 暖かい声援なほど、本当に嬉しい限りです…!長らくコメント返信のほどを怠ってしまい合わせる顔も持ち合わせていない私ですが、折り目として申し上げる所存です。遅ればせながら、怪盗少女。6thにてパスワード関連の旨を記載いたしました。拝謁いただけると幸いです (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 見てて!とても面白くて毎日楽しみです。2,3のシリーズのパスワードって教えて頂けることは可能ですか? (2021年10月8日 0時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。後、パスワードが分からなくて2と3が読めてないんですが教えてもらえませんか? (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4a3ea27242 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - アニマトロニクスさん» コメントありがとうございます!完結までまだまだ遠いですが、これからも何卒見守っていてくださると嬉しいです…! (2019年2月1日 1時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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