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127話 ページ14

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ク「ひぅっ…!!」



『……今の声…聞き覚えが……、

…?』




奥の方から聞こえる悲鳴に耳を澄ますと
突然私の手が掴まれる様な感覚があった


少し驚きつつもそこに目線を遣ると
クイーンが小刻みに震えながら私の手をそっと握っていた




ク「…Aがどうしてもって言うなら、繋ぐわ…
べ、別に!怖くは無いわよ!!」



『…はいはい、
私が怖いから一緒に行きましょうかー』



ク「………」




「わああああ…!!」





遺跡の奥へ進む度に悲鳴が聞こえ
流石に私も眉を顰めた、




『……3回も悲鳴が聞こえたって事は…良かったわね、
風の音や気の所為なんかじゃなかったわよ』



ク「こ、こんな時に巫山戯ないで!」



『ま、取り敢えず 行ってみましょうか』



ク「え、えぇ……」




ギリギリ、と緊張からかクイーンは手に力を込め
繋いでいた私の左手が悲鳴を上げ始める




『クイーン、痛い』



ク「えっあ、ごめんなさ…っきゃああああ!!!」



『うあ…っ!?お、脅かさないでよ!
ただの石像でしょ!!』




突然、クイーンが悲鳴を上げ
私も吃驚しながら後ろに目線を遣ると

そこには私やクイーンより
少しばかり大きい石像が立っていた




ク「へ……?
あ、ほんとだ…、…何か随分リアルね、」



『…さっき、ハチの声がした気がするんだけど』




大量の石像達を前にきょろきょろと視線を彷徨わせると
少し遠目に、見覚えのあるシルエットを見付ける




『…スペード?』



ク「先に来てたの…?」




不思議に思いつつも
シルエットの方へ近付くと

嫌でも目に付いてしまった




『スペード?アンタ此処で何やって、

…っ!?』




それは…形だけは何時もの
私の見知ったスペードの姿だった



しかし、肝心の人間味は失われており
そこには、どう見ても石像としか言えないスペードの姿があった

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カフェオレ。(プロフ) - reichanさん» 数年後またいでからのコメント返信失礼致します…!!光栄の至りッ!!申し訳ございません。遅ればせながらパスワード関連の事情を怪盗少女。6th 50ページにて記載しております。お手数ですが拝謁のほどいただけますと幸いです!コメントありがとうございました! (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 刹那さん» 暖かい声援なほど、本当に嬉しい限りです…!長らくコメント返信のほどを怠ってしまい合わせる顔も持ち合わせていない私ですが、折り目として申し上げる所存です。遅ればせながら、怪盗少女。6thにてパスワード関連の旨を記載いたしました。拝謁いただけると幸いです (2022年6月1日 4時) (レス) id: 976745b1c2 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 見てて!とても面白くて毎日楽しみです。2,3のシリーズのパスワードって教えて頂けることは可能ですか? (2021年10月8日 0時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。後、パスワードが分からなくて2と3が読めてないんですが教えてもらえませんか? (2021年8月29日 10時) (レス) id: 4a3ea27242 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - アニマトロニクスさん» コメントありがとうございます!完結までまだまだ遠いですが、これからも何卒見守っていてくださると嬉しいです…! (2019年2月1日 1時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜坂 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月11日 0時

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