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『蒼汰お待たせ…』
Aはぐったりと疲れた顔をしていた
蒼汰「遅い!何分待たせんだよー。。」
こちらもぐったり
『ごめんって!なにか奢るから!』
蒼汰「ま、お前と帰れるんならいいけど…(ボソッ)」
蒼汰は首をかしげながら言った
『へ?何か言った?』
蒼汰「何でもねーよ!何奢ってもらおっかな?」
『安いのにしてよねー!』
振り返り帰ろうとしたその時
賢人「あ。ちょっと」
その声に反応したAは即座に首を縮める
『ど、どーしたのー?賢人君…』
恐る恐る振り返った
賢人「さっきのき… 『あぁぁぁぁ!!ごめん!急がないとぉぉぉ!!いこ!蒼汰! 』 …?? 」
強引に蒼汰を後ろから押した
蒼汰「お、おぉう…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蒼汰「あいつ。クラスのやつだろ?いいのか?」
『いーの!いーの!何食べたい?!』
ズカズカと歩きながら財布を握りしめる
蒼汰「じゃ、じゃあドーナツで…」
蒼汰は機嫌を伺うようにAをのぞき込んだ
『…/////』
蒼汰「(…顔赤い…?)」
『わかったわかった』
そう言うとパッと前を向いた
その時バランスを崩した
『あ。』
後ろから蒼汰が手を引いて引き寄せてくれた
『あ、ありがとう!またこけそうになったよ…!』
苦笑いをしながら蒼汰を見た
蒼汰「また?」
『あ…』
一瞬Aの顔が困惑した
その瞬間蒼汰はAを引き寄せ抱きしめた
蒼汰「無理はすんなよ…!」
頭をポンポンと撫でながら励ました
『うん…ありがとう/////!』
笑顔で蒼汰を見上げた
蒼汰「…/////ど、ど、ドーナツ食いに行くか!」
2人は店に入っていった
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のっち - 更新頑張っってくださいい。応援しています! (2019年8月6日 19時) (レス) id: 848df56749 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛花 | 作成日時:2016年3月27日 23時