恋に落ちていた。【東リベ】 (ページ2)

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Aside

(人物が増えたら誰が言ったか書きます！)

母「おそよう、A」

『おはようをもじんないでよ…おはよ』

母「ふふっ、でもホントじゃない？」

そういってケラケラ笑うのは、うちのお母さん。

もう《ピー》歳なのにめっちゃ若々しくて美魔女だ。(魔術で消されました☆)

しかもけっこうノリが良いし、なかなか最高のお母さんだと我ながら思ってる。

春「おばさんって普通に面白いですよね」

うん。こっちもどっこいどっこいだったわ。

ハルは、私以外の人にはだいたい猫を被る。

他に被らない人と言えば、私の幼なじみ第２号や３号とか、ハルがとても信頼してる人だけ。それに入ってるってのはかなり嬉しいんだけど、それは秘密。

はじめは私も猫被りハルだったんだけど……まぁ、これはまたいつか。

これでもかなりうちのお母さんには心を開いてる方なんだけどね。

ハルいわく、年上の人には丁寧に話す、というポリシーがあるんだそうだ。

『ところでハル、今日のご飯ってなに？！』

春「今日はオムレツとトースト、あとヨーグルト」

ハルの手料理はなんでも美味しいけど、オムレツは３本の指に入るくらい美味しい。

中にポテトサラダが入ってるし、ふわとろだし、ほんとに最高なんだよね。

余談だけど、ヨーグルトまで自家製とか、まじでハルはシェフになるべきだと思う。てか、使命！！

母「じゃあ行ってくるわね、ハルくん、Aをよろしく。Aも車とかに気をつけて。轢かれないようにね！！」

『もー、なんか微妙にディスられてる気がするんだけど』

母「気のせい気のせい。２人とも大好きよ！」

「『いってらっしゃーい』」

お母さんはいつも大好きって言葉にして言う。

私もちゃんと言葉にしないとって思うけど、なんかくすぐったくなっちゃうから、まだ返せたことはない。

いつか、ちゃんと返したいなって思う。