男装やめて96日目 ページ24
天「ほらほら〜早く言っちゃいなさいヨ〜☆」
川「そうよ、そうよ☆楽になりましょうよ☆」
だ、誰か助けて…(白目)
最大の防御である布団もはぎ取られ、さらにスマホのライトで照らされるという始末。
逃げ場、無し。
コレ、言わないと絶対寝れないやつやんか…。
言いたくない…けど、眠い…。
そう思っていたら、さとり先輩が耳元で囁いてきた。
天「眠いよネ。だって、いつもなら寝てる時間だもんネ。分かる、分かるヨ〜。だからさ、早く言っちゃおうヨ☆」
『ひゃっ!!////』
耳に息がかかってゾワゾワする。
変な声出ちゃった…////
天「…太一。」
川「分かってます。」
さとり先輩が、たいち先輩を呼んだと思ったらたいち先輩とさとり先輩に挟まれる形になった。
天「ほらほら、強がっちゃダメダヨ。」
川「A。素直になりなよ。」
『ひぁっ…///くすぐったい…////』
両耳に囁かれて、とてもくすぐったい。
天「選ばせてあげるヨ。このまま朝まで俺らに囁かれんのと。」
川「好きなタイプ話すの。どっちがいい?」
『っ…/////』
好きなタイプ言うの嫌だけど、ずっとこのままも嫌だ…。
天「…往生際が悪いネ。」
さとり先輩が、いつもより低い声で囁いたと思ったら、
ペロリ
『〜っ!?!?!?//////』
耳に温かくて、湿った感触。
…み、耳、舐められた!?////
天「ほらほら、どうする〜?」
『わ、分かりました!!好きなタイプ言いますからっ!!』
川「よし。はよ。」
こ、この野郎…。涼しい顔しやがって…!!
川「で?タイプは?」
私に顔を寄せて聞いてくるたいち先輩。
てか、なんで俺のタイプなんか興味あんだよ…。
『えっと…まず、俺より背が高くて、』
天「ふむふむ。それで?」
『あとは、俺のことがちゃんと好きな人がいいですね!』
川「うん。…で?」
『…え?終わりですけど…。』
天「理想低っ!!」
え、なんでそんなに驚いてんの。
だって、それだけあれば充分じゃね…?
川「…はぁ、これじゃあライバルが多い訳だな。」
『ん?なんか言いました?』
川「いや、何でもない。寝よ。」
天「おやすみ〜☆」
『え!?なんかあっさりしすぎじゃないっすか!?あんだけやってきたのに!!』
2人にツッコムも、すでに寝てしまったようで。
…何だったんだよ。
まあ、何はともあれ東京合宿1日目。
無事(?)に終了しました。
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naonao(プロフ) - 気になって夜しか眠れんです。 (2021年10月3日 4時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 続きおなしゃす (2021年10月3日 4時) (レス) @page26 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
Imoko(プロフ) - 無理のない程度に更新頑張ってください! (2021年8月20日 9時) (レス) id: cd79dbcbd3 (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - 続きプリーズ (2021年8月12日 6時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - 続きプリーズ (2021年8月7日 19時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか | 作成日時:2017年4月6日 10時