男装やめて94日目 ページ21
瀬「たっく…だからお前は…。」
…足が痺れる。
白鳥沢の部屋に戻ってきてかれこれおよそ30分が経過した。
王様ゲームに参加したことをえーた先輩から、お説教を受けている。
正座で、だ。
瀬「おい!聞いてんのか!?」
『ひえっ!?す、すみません…。』
瀬「だからお前は毎回毎回、変なことに巻き込まれるんだよ!!お前には危機感ってモンが…」
大「英太。そこら辺にしといてやれ。もう30分以上は正座してるぞ。」
か、神様やぁぁぁぁ!!!!
その時、れおん先輩に後光がさしてみえた。
『れおん先輩っ!!!!』
嬉しさのあまり、れおん先輩に思いっきり抱きつく。
大「…っ…A、すぐに人に抱きつくのやめなさい。」
が、ベリっと剥がされてしまった。
『ええ〜!?れおん先輩のケチ!!いいじゃないっすか減るもんじゃあるまいし〜。』
大「まだお説教されたい?」
『うっす。』
神様じゃなかった。仏の顔をかぶった閻魔様だった。
天「一件落着だネ〜。さて、そろそろ決めますか!!」
さとり先輩がなにやらクジのようなものを取り出した。
『何決めるんすか?』
天「布団の場所ダヨ!!」
なるほど。確かにそれは決めないとなりませんな。
天「じゃ、わかとしくんから引いてって〜♪」
五「な、なんで牛島さんからなんですか!」
白「はぁ?普通にそうだろ。ちょっとは考えろよ馬鹿。」
おう…けんじろー先輩辛辣…(笑)
牛「1つ引けばいいのか。」
天「うん!あ、でも引いてもまだ見ないでネ!!みんなで一斉に見ようヨ!!」
牛「分かった。」
わかとし先輩が引いた後、れおん先輩→はやと先輩→さとり先輩→えーた先輩→たいち先輩→けんじろー先輩→俺→つとむの順でくじを引いた。
川「全員取りましたし。見ましょうよ。」
瀬「そうだな!じゃ、行くぞー!せー、のっ!!!!」
そして、白鳥沢の部屋に歓喜と絶叫が響き渡り、見回りに来た鷲匠監督にもれなく全員往復ビンタされました。
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naonao(プロフ) - 気になって夜しか眠れんです。 (2021年10月3日 4時) (レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 続きおなしゃす (2021年10月3日 4時) (レス) @page26 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
Imoko(プロフ) - 無理のない程度に更新頑張ってください! (2021年8月20日 9時) (レス) id: cd79dbcbd3 (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - 続きプリーズ (2021年8月12日 6時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - 続きプリーズ (2021年8月7日 19時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか | 作成日時:2017年4月6日 10時