センニュー49 ページ6
「…ん…ちゃん…Aちゃん!!」
『ロドリゲスッ!?!?!?』
「よかった〜。目が覚めたみたいだネ。」
上の方から天童さんの安心した声が聞こえる。
『てんど…って、うひゃぁ!?』
体に浮遊感があると思ったら、天童さんにお姫様抱っこされていた。
『て、ててててて天童さんっ!!!!お、降ろしてください!!!!』
「何言ってんのサ〜。さっきまで気絶してたんだから、大人しくしてなよネ!!」
『き、気絶…？』
確かに…。言われてみれば、さっきまでの記憶が全くない。
何してたんだっけ…？
「Aちゃんってば、【黒部屋】に入ってすぐに気絶しちゃったんダヨ〜。」
『そ、そうだ!!【黒部屋】!!』
思い出したぞ!!
私は、天童さんに転入してきた茂庭さんたちが何者かを尋問されるために生徒会が保有するという【黒部屋】に連れていかれた。
で、天童さんに尋問されそうになって…。
そっから覚えてねぇ…。
「Aちゃん覚えてる？」
『いえ…。あ、でもあの部屋に入った時からなんか不思議な匂いがしてました!!』
「匂い？」
『なんか…アロマ？外国っぽい不思議な匂いです。 』
「ふ〜ん…。」
一瞬、天童さんの目が鋭くなった気がした。
「ま、気のせいデショ(笑)もうすぐ保健室つくから、しばらく安静にしときなヨ。」
『あ、はい…。』
この後も尋問されるのかと思ってたけど、天童さんは私を保健室に連れて行き、あっさり帰っていった。
『…あの人、読めなすぎでしょ…。』
保健室のベットに寝転びながらそう独りごちていたら、いつの間にか私は寝てしまった。
ーーー
「あー危なかった♪Aちゃん、意外と鋭いネ〜。」
俺はズボンのポケットから小瓶を取り出し、投げてはキャッチを繰り返す。
これは、獅音に調合してもらった一種の【自白薬】。
お香のように使えば、準備も楽だし証拠も残りにくい。
コレの事をうっすらとだけど覚えてるなんて…。
「さっすが、ダネ。」
さぁて、Aちゃんから茂庭くんたちの情報は手に入れた。
これからなかなか面白くなりそうダネ♪
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ミラクルゲスガール - そんなに嫌か！！！って思った直後に突然の野獣に豹変ンンンン！にろの豹変レベルがマジでパネェ…！更新ファイトです！ (2017年6月11日 20時) (
レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - ミラクルゲスガールさん» ありがとうございます！コメント返すのおそくなってしまってスミマセンm(_ _)m テスト…。ああ、聞くだけで目眩が…。 (2017年6月8日 11時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ミラクルゲスガール - お疲れ様でした！テスト...奴は...敵だ！アンケートの締め切りって確か岩ちゃんの誕生日だった筈...それにしても黒部屋とても恐ろしい響き(；ﾟДﾟ)ゴクリ 更新頑張って下さい！ (2017年5月31日 16時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - ミラクルゲスガールさん» クS…んんっ!!及川さんと同類（笑）ここから先は、完全私の変態趣味全開ですのでどうぞお気を付けて…（笑） (2017年5月30日 21時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ミラクルゲスガール - 天童ぉぉぉぉぉぉ！星なんかつけたらクs...及川さんと同類になるよ！？良いの！？更新ファイトです！ (2017年5月28日 20時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あなざーいか | 作成日時：2017年5月6日 21時
