film35 ムフフな画像 ページ36
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｢いきなり捕まったと思ったら、そんな馬鹿みたいな理由で捕まってたんですか？｣
床に正座する監督をビシッと指さし、Aはこめかみに青筋を浮かべ、ピシャリと怒鳴る。
ものすごい剣幕で説教する彼女に、
監督も、李子文も、明日人達でさえも、
手が出せず、怯えた顔で彼女を見つめている。
｢親分は悪くないんです！僕があんなムフフな画像を送らなければ｣
｢子文くんは黙ってましょうね？｣
ホワイトボードの後ろで、2人の様子を伺っていた
李子文が、監督を庇うように言えば、火に油。
引き攣った笑みを浮かべるAと目が合うなり、
ヒッと悲鳴をこぼし、再びホワイトボードの後ろに
身を隠した。
まるで、蛇に睨まれた蛙のようだ。
｢ムフフって何だ？｣
｢どんな画像なの？A！｣
顎に手を当て、首を傾げる氷浦と、純粋無垢な瞳で、Aに問いかけるのりか。
ふたりの曇りなき瞳に、Aは思わずうっ。と声を零すと、再び監督に言い放つ。
｢ほら！貴方が変な事するから、うちの子達にまで悪影響与えてるじゃないですか！？｣
頭にクエスチョンマークを浮かべている2人の肩を抱き、畳み掛けるように、Aが怒鳴れば、監督はどんどんと身を縮こませていく。
あまりに、監督がいたたまれなくて、明日人は苦い笑みを浮かべると、彼女を落ち着かせるように、肩にポンと手を置いた。
｢まあまあ、監督も反省してるみたいだし…そのくらいにしてあげなよA｣
｢明日人……でも…｣
納得いかなそうに、顔を顰めたAだったが、
ホワイトボードの後ろで、生まれたての子ヤギ
のようにブルブルと震えている子分が目に入り、
罪悪感を感じたのか、大人しく引き下がる。
｢んじゃ、はい！気を取り直して！｣
｢うわ、無理矢理……｣
パンと両手を叩き、空気を切り替えた監督に、日和は引いた顔でツッコミを入れる。
｢つくしさん……お願いします｣
｢はい！次の対戦相手は帝国学園です｣
頭痛がしそうな頭を押さえながら、Aはつくしに、苦い声で促した。
モニターに大きく表示される帝国学園の校章。
校章までもが、貫禄を出していて、圧迫感さえ感じさせる。
「帝国学園は40年間実力ナンバーワンの座を守ってきました。」
「40年!?」
ミーティングルームに移動した一同は、ベンチに座り、つくしの説明を聞くが、耳を疑う数字に、明日人は驚いたように声を上げた。
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シロナ(プロフ) - 愛音さん» リクエストありがとうございます！水神矢くんは、対王帝戦の前後で、雪乃ちゃんを精神的に支えます。絡みは、少し先のお話で予定しているので、お待ちいただければ幸いです！ (2019年3月20日 22時) (
レス) id: 02fecad83b (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 水神矢成龍くんとの絡みをお願いします。 (2019年3月20日 21時) (レス) id: 95fbe585e8 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - あんさん» あんさん、リクエストありがとうございます。鬼道さんとは、星章対王帝の試合で沢山絡ませる予定です！せっかくの幼なじみ設定なので、日常での絡みも増やしたいと思っています(*´艸`) (2019年3月20日 11時) (レス) id: 02fecad83b (このIDを非表示/違反報告)
あん - 鬼道さんとの絡みをお願いします。(￣^￣ゞ (2019年3月20日 10時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sirona | 作成日時：2019年2月28日 20時
