7話(イルミside) ページ10
イルミside
キキョウ「婚約者よ!」
母さんにそうやって言われた時は耳を疑った。
イルミ「は?婚約者?」
キキョウ「そうよ!写真を見る限りすごく可愛い男の子でねぇ。」
イルミ「男?」
キキョウ「そう!思わず声掛けたら知り合いの子供だったのよ!」
俺はまた耳を疑った。だって男が婚約者だなんて思わなかった。ここは暗殺一家のゾルディック家だ。女かと思った。
キキョウ「イルミ!明日は早く帰ってきなさいね!」
イルミ「はいはい。」
正直めちゃくちゃ面倒くさい。
でも行かなかったら母の機嫌を悪くしてヒステリックを起こす可能性があるので行くことにした。
イルミ「ふぅ。」
想定していた人数よりも人が多く時間がかかってしまった。
そいう言えば今日だったな俺の婚約者が来るのって。
イルミ「帰るか。」
客室を開けるともうそこにみんないた。
イルミ「あれ?もうみんないたんだ」
俺は振り返った人に話しかける。
イルミ「お前が俺の婚約者?」
キキョウ「イルミったら、今日は早く帰って来てっていたじゃない!」
イルミ「ごめんごめん、大分長引いちゃってさ。
婚約者ってそいつ?」
『あ、はい。A=リーサルトです。よろしくお願いします。』
イルミ「ふーん。」
写真で見るより綺麗な顔をしていた。
メイクをしているのか。
毒が好きって言うのは驚いたけど、それ以外は強そうでもなんでもない普通の人間よりの暗殺者って感じだ。
少し話したあと俺たちは部屋に行った。
驚いていたことからおそらく何も聞かされていないのだろう。
広いか広くないか少し口論(?)した後、そいつはベットにダイブした。
『うわっ!すげふかふか!イルミ君も来てみろよ!』
イルミ「ちょっと、急に引っ張らないでよね。」
『へへっごめんごめん笑』
イルミ「それにいつも同じの使ってるから変わらない」
『あ、そっか!』
イルミ「君って馬鹿だね。」
『なっ!馬鹿じゃない!』
イルミ「そう言うところだよ。」
その後ご飯を食べた。
そいつは肉をたべて肉じゃなくて毒の感想を言うからまぁ、兄弟達は驚いていた。
しかし、キルに質問された時は少しばかり驚いた。
特にないと言おうも思ったが母さんの目線が痛かったので適当に言った。
キキョウ「まぁ!そうなのね!1日でこんなに仲良くなるなんて!」
予想通りの反応だ。
シルバ「Aはどうなんだ?」
父さんはそいつに聞いていた。
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リト - とても面白いです!!!更新頑張ってください! (2021年11月19日 21時) (レス) @page40 id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
nanase - めちゃくちゃ面白かったです( ; ; )続きゆっくりお待ちしております R指定読んでみたいです! (2021年10月8日 8時) (レス) @page40 id: e437d79cba (このIDを非表示/違反報告)
歌衣(プロフ) - 新しい設定良いですね!僕的にはR18あった方が面白くなると思います。更新頑張ってください! (2021年8月23日 7時) (レス) id: 4afbe3bce8 (このIDを非表示/違反報告)
ポン吉 - んー、私はイルミとのR18あったほうがいいと思います (2021年8月4日 3時) (レス) id: 470d4f75ad (このIDを非表示/違反報告)
HAL - イルミとのR18…見てみたいです……これからも更新がんばって下さい! (2021年7月3日 22時) (レス) id: f7ac26f329 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だるち | 作成日時:2021年5月15日 17時