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『ふふ…ありがとう、お世辞でも嬉しい』
なんて、可愛くもないお礼を言って、帰る準備をする
体操服とカリキュラムの書類を入れ教室を出る時
芦｢バイバイ！またあしたね！｣
芦戸さんはそう言ってピースサインを見せる
いい子なんだな、この子は
『バイバイ、』
小さく手を振ってそう返事をし、教室を出た
慣れるまでに時間はかかるかもだが、ゆっくり、ゆっくりとあの子と仲良くなろうと思った
(彼にもお礼を言わないとか…)
そう考え手に持っていたペットボトルを見つめる
私が治さないといけないのは、
個性嫌い
喉で歌う癖
人見知りで自分の意見をきちんと言えない事
かな
そう目標を立てながら、私は帰路についた。
.
次の日
プ｢おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーー!!!｣
今日から本格的に授業が始まった
1時間目はまさかの私の大好きなプレゼントマイク
(ププププレゼントマイクが…普通の授業をしてる…かっこいい…)
私は嬉しさが抑えきれず、思わず笑みをこぼす
朝、私はとんでもない自体に気づいてしまいとても落ち込んでいたのだ
.
(嘘でしょ…私の周りの席…)
全員男子ってどういうこと……!!
前の席は飯田くん
隣の席は口田くん
斜め前の席は…
(また切島くん…芦戸さんと席入れ替わらないかなぁ…はぁ…落ち込みすぎて授業ちゃんと受けれるかも不安だよ…)
.
そんなことがあり頭を抱えていたのだが、
(昔からのあこがれだったプレゼントマイクの授業を受けられるのに、落ち込んでなんかいられないよね…！頑張ろう…!!)
思わず頬が緩むのを感じる。
プレゼントマイクのサインはいつ貰おうか、なんてことを考えながら私は授業を受けた
切｢…｣
.
プレゼントマイクの授業の余韻のおかげで私は午前の授業を全て楽しく受けることが出来た
今はお昼休み
みんなは食堂へと向かう中、私はお弁当を作ってきた
私は、つい最近出来た広めのアパートに一人暮らし
関西にある実家から雄英のある都市まで1人で引っ越してきたのだ
親からの十分すぎる位の仕送りで生活しており、食堂は本当は行きたいのだが生活費を少しでも増やすためにお弁当を作っている
(今日は初めてのお弁当だから少し張りきって作っちゃった…)
芦｢A！｣
『あ、芦戸さん。おはよう』
芦｢おはようってすごい今更でちょー面白い！突然なんだけど、みんなで食堂行かない！？｣
みんな？
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おんな(プロフ) - りおなさん» きゃー！！めちゃめちゃ嬉しいです！TTありがとうございます！ (2021年4月19日 20時) (
レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - コメント失礼します！設定もお話も全部面白くて好みです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！ (2021年4月19日 19時) (レス) id: b570dae8af (このIDを非表示/違反報告)
おんな(プロフ) - さおりさん» ありがとうございますぅぅ！！！すごいマイペース更新になりますが何卒応援よろしくです！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - めちゃくちゃいいいいっ！更新毎日楽しみにしてます！これからも頑張ってください^^ (2021年4月14日 21時) (レス) id: 6378828036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんな | 作成日時：2021年3月15日 23時
