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切島side
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漢らしくてかっこいい紅頼雄斗のようなヒーローに憧れを抱き、受けた雄英のヒーロー科の実技試験の日
俺は順調にポイントを稼いでいっていた
そんな時だった
♪〜
綺麗な歌声と共に聞こえる爆発音
その音と同時にロボットが倒れていく音がした
『ゲホッ…』
ゲホ…?
ふと横を見ると黒髪に赤いメッシュが特徴的な女の子が咳き込みながら苦しんでいた
｢試験、終了ーーーー！！！｣
タイミングよく試験終了の合図が聞こえ、俺は黒髪の女の子の方へ向かった
よく見ると口から血を吐いていて、顔も少し青ざめていた
切島｢ちょ、大丈夫！？運んだ方が…｣
そう話しかけ、女の子の肩を持とうとした時
『ｯｯ、やめて…!!』
怯えるような声で俺の手を振り払う
『…ご、ごめんなさい……1人で帰れるので…』
切｢お、おい！！｣
そう言って走り去った彼女の顔は
何かに怯えているようだった
.
無事に雄英に合格し、高校デビューの準備も済ませ迎えた入学式当日
入試の日の時の彼女がいた
あの時のことを謝らないとと思い話しかけてみるが
『いや、えっと…別に…』
『え、そ、そうなんだ…ごめんなさい心配かけて…』
こんな調子で何故か怖がられている
芦｢あー！！切島が入学早々女の子怖がらせてる〜！｣
芦｢ねぇねぇ、名前は！？｣
『あっ、えっと、詩乃A…です。よろしく芦戸さん』
俺の後に話しかけてきた芦戸にはさっきよりも少し顔色を明るくして話していた
俺…まさか入試の時に詩乃に怖がらせるようなことしちまったとか…!?
だとしたら…汚名挽回するしかねぇ！
.
担任がようやく来て入学式が始まるかと思いきや、まさかの個性把握テストと来た
爆豪ってやつのデモストレーションを見て俺はすごくテンションが上がった
切｢"個性"思いっきり使えるんだ！さすがヒーロー科！｣
他の奴らも同じく｢面白そう｣とか言ってはしゃいでいた
相｢面白そう…か。よし、トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し、除籍処分としよう｣
…まじか
第1種目の50m走の順番を待っていると、芦戸と詩乃の話し声が聞こえてきた
『…私が除籍処分かも…』
は？
『だって…私の個性は…』
そんな事ねぇ
切｢大丈夫だって詩乃！｣
驚いた顔で俺を見る詩乃
だって…
切｢俺、入試ん時にお前の個性見たんだけどよ！すげぇ強かったじゃねぇか！｣
なんで自分の個性を信じねぇんだ…
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おんな(プロフ) - りおなさん» きゃー！！めちゃめちゃ嬉しいです！TTありがとうございます！ (2021年4月19日 20時) (
レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - コメント失礼します！設定もお話も全部面白くて好みです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！ (2021年4月19日 19時) (レス) id: b570dae8af (このIDを非表示/違反報告)
おんな(プロフ) - さおりさん» ありがとうございますぅぅ！！！すごいマイペース更新になりますが何卒応援よろしくです！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - めちゃくちゃいいいいっ！更新毎日楽しみにしてます！これからも頑張ってください^^ (2021年4月14日 21時) (レス) id: 6378828036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんな | 作成日時：2021年3月15日 23時
