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無事綱を渡りきり、最終関門へと到着した
凄まじい爆音と砂埃が目の前に広がっていた
地面をよく見ると地雷が埋まっている場所がよく分かる
地雷原のコースには柵が設置されていた
(前半で地雷を避けて走って後半で楽譜を出して…ゴール付近の柵にひっかけて飛ぶ……これで行けば…)
喉は痛むが楽譜を出せるくらいのキャパはある
…よし
私は地雷を避けて走り出した
よく見ると周りも同じような攻略の仕方だった
先頭の2人は個性を生かして上手く地雷を交わしている…
やばい…急がないと……
そうよそ見をしていると誤って地雷原を踏んでしまい、凄まじい威力で爆発してしまった
『わっ…!!』
爆発に驚きバランスを崩して後ろに倒れていく
後ろにも地雷がある
やばい………!!
しかし、私が地面に倒れて地雷が再び爆発することは無かった
切｢大丈夫かA!!ギリギリだったな…!!｣
『鋭児郎くん…!!ご、ごめんなさい……』
たまたま近くにいた鋭児郎くんが私を支えてくれたのだ
彼は私から手を離し再び走り出した
私も後を追って走り出す
切｢俺より速ぇなんてやっぱすげぇな!!頑張れよ!!｣
『…!!うん、ありがとう…!!』
こんな時にまで褒めてくる鋭児郎くんに顔を赤くしてしまう
とその時、後ろから今までの爆音とは桁違いの大きな爆音と爆風が起こった
と同時に空を何かが飛んでいく
切｢…まじかっ!!緑谷!?｣
『えっ!?緑谷くん…!?』
見るとその正体は私達のずっと後ろにいた緑谷くん
さらに続けて前方の方で大爆発が起きた
プレゼントマイクの実況によるとどうやら緑谷くんが1位になったそうだ
実況を聞いて、焦りが出てくる
緑谷くんがあんなに体を張って1位に登りつめたのなら、
私だって……!!
『♪〜〜〜〜〜!!!!!!』
私は長く大きな声で歌い、そして長い楽譜を出し、ゴール付近の柵に楽譜を引っ掛け、自分の腰にも楽譜を巻き付けた
『鋭児郎くん、お先に失礼します…!!』
私の声はキャパ寸前まで来ていてガサツいていた
楽譜は私の体を持ち上げ、ゆっくり助走をつけて私をゴールまで投げる
ゴール前のゲートで着地し、無事にゴール
飛んでいる間に飯田くんに抜かされてしまい、7位という結果になった
が、個性を最大限まで発揮でき個人的には悔いのない予選だった
私は順位が発表されるまでの間にペットボトルの水を一気に飲んだ
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おんな(プロフ) - りおなさん» きゃー！！めちゃめちゃ嬉しいです！TTありがとうございます！ (2021年4月19日 20時) (
レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - コメント失礼します！設定もお話も全部面白くて好みです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！ (2021年4月19日 19時) (レス) id: b570dae8af (このIDを非表示/違反報告)
おんな(プロフ) - さおりさん» ありがとうございますぅぅ！！！すごいマイペース更新になりますが何卒応援よろしくです！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - めちゃくちゃいいいいっ！更新毎日楽しみにしてます！これからも頑張ってください^^ (2021年4月14日 21時) (レス) id: 6378828036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんな | 作成日時：2021年3月15日 23時
