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『…でも、なんで??』
切｢いや、俺も体育祭に向けて筋トレしたかったしよ、それで詩乃に続いて教室の外出たら詩乃が絡まれてっから…｣
少し赤くなった顔をポリポリとかきながらそういう切島くん
上｢まっ、詩乃は気にすんなよな！あんなやつの言うこと！｣
切｢そーだぞ！それにあいつらはんな事言ってたけどよぉ
俺は好きだぜ！詩乃の個性｣
その言葉に一瞬時が止まったような気がした
『…え？』
上｢うわ｣
切｢？｣
ぶわっと顔の温度が一気に上がり、汗が出てくる
『えっと………その…ありがとう、じゃあ私用があるから…じゃあね』
早口でそう伝え、私はある場所へ早足で向かっていった
心臓の音がすごくうるさい
泣きそうになっていたことも忘れてしまうくらいの衝撃だった
.
切島side
体育祭までの2週間は思っていたよりも早く、今は体育祭前日の放課後
あの発言以来、詩乃はあまり俺と話さなくなってしまった
何故かと上鳴達に聞いても｢知らね｣の一点張り
詩乃と話してねぇと…なんか……
そんな事を考えながら上鳴と瀬呂と3人で帰っている途中
切｢やべっ、課題学校に忘れた!!｣
瀬｢え、まさか体育祭の後に提出するやつ!?｣
上｢やべえって、取りに帰れよ!!｣
切｢おぉ…じゃあな！｣
そう言い2人と別れ、学校まで走った
駅から学校までは本当に遠く、息を整えながら教室へ向かった
切｢お〜あったあった、良かった…｣
無事課題も見つかり、帰ろうとした時
♪〜…
微かにだが、聞き覚えのある綺麗な歌声が聞こえた
今は夕方の5時でほとんど人はいない
(まさか…詩乃??)
そう思い声のする方に行くとそこは音楽室の前だった
切｢詩乃、いるのか??｣
そう言いガラッとドアを開けると、その声にびっくりした詩乃がいた
『きっ、切島くん…!?』
見ると、音楽室は詩乃の楽譜がそこらに飛び回っていた
『な、ななななんでここに…』
切｢いや、忘れ物してよ…詩乃、ずっとここで練習してたのか!?｣
そう言うと、詩乃は小さく頷き話し始めた
『雄英の体育祭ってさ…TVの人も来るじゃん…でさ、私達TVに写って色んな人に見られるでしょ…??それが怖くて…』
それに少し思い当たることがあった
切｢それって、詩乃の事没個性とか言ったやつのことか…??｣
『……うん』
___
この次の話はちょっと難しい…
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おんな(プロフ) - りおなさん» きゃー！！めちゃめちゃ嬉しいです！TTありがとうございます！ (2021年4月19日 20時) (
レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - コメント失礼します！設定もお話も全部面白くて好みです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！ (2021年4月19日 19時) (レス) id: b570dae8af (このIDを非表示/違反報告)
おんな(プロフ) - さおりさん» ありがとうございますぅぅ！！！すごいマイペース更新になりますが何卒応援よろしくです！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: b2a2d8faa5 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - めちゃくちゃいいいいっ！更新毎日楽しみにしてます！これからも頑張ってください^^ (2021年4月14日 21時) (レス) id: 6378828036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんな | 作成日時：2021年3月15日 23時
