乗っ取られたけど、前の本丸より今の方が全然楽しいわ【刀剣乱舞】

じゃんけん大会 ページ2

こんのすけ「A様！」



『おぉこんのすけ！どしたの〜？』



私が広間で、書類を書きがてら皆と話しているとこんのすけが慌てた様子で現れた。



こんのすけ「大変でございます...A様の本丸が...」



その言葉で、次に来る言葉が分かった気がした。


この場にいる全員に緊張が走った。



こんのすけ「完全に...ブラック本丸と化しました。」



全員「！！」



『...へぇ...やっぱりね。そろそろそんな頃かなとは思ってたよ。』



こんのすけ「それから...その...この前のお願いした事は考えておいて下さいましたか？」



『その本丸に私が行く事でしょ？うん。分かった。そのお願い聞いてあげるよ。』



長谷部「主！危険です！」



堀川「そ、そうですよ！いくらなんでも...」



山姥切「あの見習いならやりかねないと思ったが..」



蛍丸「主...嫌だよ俺。主にもしもの事があったら...」



心配する声も多く上がる中、私はニコニコ微笑んだ。



『大丈夫...私の事は、貴方達が守ってくれるでしょ？』




長谷部「！勿論です主！このへし切長谷部命に変えても主をお守り致します！」



『頼もしいね！ﾆｺｯ』



堀川「僕だって！主さんのこと絶対守ってみせます！」



山姥切「決着を付けようじゃないか。あいつと。」



「僕も！」「俺だって！」「絶対主さんを守るよ！」



長谷部達に続き、皆守ると言ってくれた。



『うん！皆...本当にありがとう！』



こんのすけ「さてA様、早速ですが参りましょう。」



清光「あ！待って！流石に引率が堀川と長谷部と山姥切だけじゃ、少な過ぎない？」



『確かに。3人とも強いけど、やっぱり本丸行くからもうちょっと人手は欲しいかなぁ...。』



全員「パァァ！」



鯰尾「良し！そうと決まればジャンケンだ！」


厚「負けないぜ！」


蛍丸「主、俺の事連れてってくれるよね？ね？」


『ほ、ほら、皆で仲良くじゃんけんね〜』


愛染「そうだぞ蛍！俺だって行きてぇもん！」


髭切「へぇ〜じゃんけんか〜面白そうだねぇ。」


膝丸「兄者！これは遊びではないのだぞ！」


安定「負けられないね！」


和泉守「国広が行くんなら俺も行くしかねぇよなぁ？」



『それじゃあ皆さん手を上に！選ばれるのはあと3振りです！私に"勝てば"残ってて下さい！負けやあいこは座りましょう！ズルは駄目ですよ？』



堀川「兼さん！」



和泉守「んで俺なんだよ！」




『いきます！最初はグー！じゃんけんぽん！』

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