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「頼み事」はお互いにwin-winになるようにしましょう(←コレ大事!) ページ15

拾五。



――分かったうえでならばどうなるのだろう

 衝撃が来るとわかったうえで、
 脳に、血に、機能に、手を無造作に突っ込んでくるとわかったうえで、
 それならば、反射はおきないのだろうか。拒絶はおきないのだろうか――ちょっとややこしいな。もう一緒で良いか――と、観察者で考察者な私は当然そう考え、無意識に手がワキワキ‥‥失礼、心が踊る

「―――ッ、貴様!何のつもりだ」

 わあ
 もとより赤い瞳がぎらりぎょろりと爛爛と輝き(蠢き)、恐ろしさ増大の目の前のヒトをこともなげに見つめる。(いや)面白そう(興味深そう)に見つめる
 突き刺した指は引き抜くまでもなく、その時すら与えんと刺した傍から再生し、盛り上がった血と肉と脳が指を押し戻し(返し)た。驚異の再生(これ)には私も驚いた。やっぱり、年月の差とかいうモノなんだろうか―見るからにこの人長生きしてそうだし―。経験の差も重要(大事)
 そう、関係ないことまで考えてしまうぐらいには――

「いやなに、悪意はないですよ。私からやっても同じようにな(同じことが起きる)るのかって(実験)してみただけで――」
「私で試すな」

 重く怒気を乗せた声を震わせて、もうなおあっているはずの額を抑えて月彦サンは言う。だぁってぇ〜

「出来るの、貴方しかいないじゃないですか」
「―――」

 正確には試せるのが貴方しか居ないとも云う

「それとも、(ことわり)の解明はお嫌いですか?」

 ことわりーだなんて御大層な言い方をしてみたけど、ぶっちゃけ、勘だ。月彦サンとは同じ同類(研究者)の匂いがプンプンする。もしそうなら、わかってくれるはず!!
 口を真一文字に結んだ月彦サンを伺い見る

「――‥‥」
「‥‥‥」

 微動だにせず、目を伏せる月彦サン。思った。あッ、これ、あと一押しが必要なやつーーー‥‥と。しょうがないな

「やらせてくれたら、お願いを三つ聞きますよ?」
「――‥!」

 希望が持てる反応によしと私は密かに握りこぶしを握る。ちょっと、文面があれだったけど、わかってくれたのなら良いんですよ――決していかがわしい意味ではない。決して

*主人公紹介→←振り返りとそれを踏まえての高速再検証だーーー!!



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三月の専属ストーカーなつめみく - これ誰オチになるんだろ…いやまさかオチなし?!だがそれもまたよし((( (10月21日 17時) (レス) @page45 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:潮見 不可 | 作成日時:2023年4月25日 0時

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