憤懣 ページ3
・
ねぇ、どうすればあなたたちは静かになるの?
いつになれば静かにするの?
一年生のひよっこな時代はとうに過ぎて、とっくのとうに三年生になった
それもあと少しで終わるような時期になってもまだ、
あなたたちは話すことやめられないのね
あなたたちはいつになったら静かになるのだろう
それだけが、私には気がかりで
常日頃、そんなバカみたいなことを騒がしい教室の中で考えている
あなたたちはいつになったら静かにするの?
高校生になったら?
あぁ、そう
それは殊勝な考えね
‥‥‥
高校生になってすぐ、それを実行に移せると言うのなら
今、しなさいな?
大学生になったら?
そう
沢山の人たちに囲まれて、まだそれが出来るというのならあなたはすごいわね
逆に感心するわ
まぁ、でも少なくとも騒いで、遊んでが大人と言うわけではないから覚えておきなさい
だからといって、子供と言うわけでもないけど
大人になったら?
そう
大人って何歳からだったかしら?
18?20?
もし、18だったら、あなたたちは高校三年生の時点で、大人という事になるわね
そして、大学生になったら大人歴1年を更新
凄いわね
成人したら大人と言えるようになるなんて
まぁ、私だったらそんな年齢になってもまだ、騒いでいたら鼻で笑うけど
選挙権を持ったら大人?
成人したら大人?
社会に出たら大人?
それは自分の態度と行動を顧みてから言いなさい
もし、時間が勝手に解決してくれる、なんて甘い考えを持っているのなら
そんなもの、いますぐここに捨てろ
・
憤懣 [ふんまん]
イライラすること。怒りが発散できない状態。怒りを抑えられない気持ち
憤懣やるかたない
とにかく腹立たしくてどうしようもないさま
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:潮見 | 作成日時:2022年12月7日 23時