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寝る準備をしていると、ピコンと通知音がなった。
蓮 《今日はありがとう、楽しかった》
見慣れない名前に一瞬驚く。
そうだ、連絡先交換したんだった。
蓮くんって何となく適当そうなイメージだったけど、意外と律儀だな。
A〈こちらこそ送ってくれてありがとう。久しぶりに楽しい帰り道だったよ笑〉
可愛げのない返信だな、まぁいっか。
A 〈また明日ね、おやすみ〉
誰かにおやすみを送るのは、いつぶりだろう。
なんか不思議な感じ。
よし、寝よう。明日も仕事だ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
翌日の午後、
お店にはまたしてもSnow Manのメンバーが来ていた。
深澤さん…以外は初対面だ。
向井 「うわ！ほんまに可愛ええやん！」
ラウ「美人さんだぁ〜」
渡辺 「お前たちうるさい」
深澤 ｢Aちゃんごめんね、うるさいの来ちゃって」
向井 ｢Aちゃんていうん！？なんでふっかさん知ってるんすか！」
深澤 ｢あーっと目黒に聞いた｣
ラウ ｢Aちゃん、めめと友達なの？」
｢あ、えーっと友達…といえば友達なのかな｣
ラウ ｢えー！ずるいずるい、俺らとも友達になろうよ｣
深澤 ｢こら、ラウール｣
可愛いなぁラウールくん。
もはや天使の羽が見えるわ。
｢ふふ、私なんかで良ければ笑｣
向井 ｢俺も俺も！｣
すると、それまで黙って珈琲を飲んでいた渡辺さんが急に口を開いた。
渡辺 ｢…じゃあ、俺とも友達になって｣
少しとろんとした優しげな目で見つめられる。
この人、顔整ってるな〜
それなのにどこか可愛い感じ。
｢あ、はい、私で良ければ全然なります笑」
この時の私は、何も気づいていなかった。
皆と仲良くなれたら。ただそれだけの思い。
そんな私たちのやり取りを
深澤くんが真剣な顔で見つめていた。
深澤「…やっぱりめんどくさい予感」
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作者名：まぴ | 作成日時：2020年8月16日 0時
