的場の私

壱 ページ2

夏目秋人side

記録-2018年6月 宮城県仙台市 杉沢第三高校

伏「百葉箱？！そんな所に特級呪物保管するとか、馬鹿すぎるでしょ」

五「アハハ でも、おかげで回収するの楽でしょ」

笑い事じゃない、馬鹿だ。馬鹿すぎる。もし、無くなってたらどうするんだよ。あ〜やばいフラグ立ちそう(死んだ眼)

伏「ないですよ」

五「え？」

伏「百葉箱空っぽです」

五「まじで？ウケるね(笑)」

伏「ぶん殴りますよ…」

夏「まぁまぁ、いつものことだから」(^^;)

俺も今回だけは賛成、一緒に殴ろう

伏『今度マジで殴ろう』

夏「伏黒、今日はとりあえず、どこかに泊まって明日探そう」

〜次の日〜
伏『なんだこのラグビー場…』

伏「死体でも、埋まってんのか？」
　
伏『だとしても、このレベルがうろつくなんて…おそらく、二級の呪い。例の呪物の影響か….？』

夏「さっさと回収しないとだな…」

伏「あぁ、でも気配がデカすぎる。厄介だな、特級呪物」

-虎杖の砲丸投げ-

凄いな、あの人。呪力なし、素の力であれか。真希さんと同じタイプだろうか

伏夏「あっ、みてる場合じゃなかった」

チリッ

呪物の気配！明らかに今、強くなった！

伏夏「おい、オマエ！/おーい、君！」

伏「って、早すぎんだろ！！クソッ」

伏「おい！夏目、追いかけるぞ！！」

夏「いや、俺はここに残る」

伏「わかった」

-杉沢病院-

伏「虎杖悠仁だな。呪術高専の伏黒だ。悪いがあまり時間がない。お前が持っている呪物はとても危険な物だ。今すぐこっちに渡せ」

伏「これだ、持ってるだろ」

虎「んー？あーはいはい拾ったわ」

虎「俺は別にいいけどさ、先輩らが気に入ってんだよね。理由ぐらい説明してくんないと」

伏「…」

日本国内での
怪死者・行方不明者は
年平均10000人を超える

伏「そのほとんどが人間から流れ出た負の負の情”呪い”による被害だ」

虎「呪いぃ？」

〜説明省略〜

伏『俺が追ってきたのは、箱にこびりついた呪力の残穢』

プルル プルル プルル プルル ピッ(携帯の着信音)

夏「見つかったか？」

伏「いや、こっちは空だった」

夏「じゃあ、一体どこに行ったんだ？」

伏「今話聞いてるやつの先輩が持ってるらしい」

夏「え？その先輩は一体どこにいるんだ？早く回収しないと危険だ。」

虎「そういや、今日の夜学校でアレのお札剥がすって言ってたな」

伏夏「え？」

虎「もしかしてやばい？」

伏夏「やばいなんてもんじゃないソイツら死ぬぞ/彼ら死ぬよ」

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