番外編〜風邪〜 ページ5
ある日の朝
クラスでは心配の声があらゆる所から密かに囁かれていた
何故かというと、
「ごほっごほ…」
クラス、いや、学校のマドンナ日向Aが珍しくマスクをして、おまけに咳までして登校してきたからである
・・・・
女子1「A大丈夫？」
女子2「無理しないでね？辛かったらいうんだよ？」
「けほっ…うん、ありがとう…」ニコ
女子1「…少し弱々しい笑顔も可愛いよ」←
男子1「あ、あのっ、ひ、日向さんっ！おだっ…お大事に！！」
男子2「お前テンパり過ぎだろ！ひ、日向さん、おっ、俺で良ければっ…保健室にお伴しますよ！！」
男子3「いや、人のこと言えないだろお前」
「ん…いい。みんな心配してくれてありがと」ニコ
男子死亡のお知らせ。←
男子1「はっ！あまり騒ぎすぎたら日向さんの頭に響いて悪影響になるかもしれない…」
男子2「確かにそうだな。よし、ここは日向さんのために離れたところで見守ろう」←え
「(見守らなくて良いんだけど…汗)」
こうして男子と女子は私の周りから離れていった。
有難い。
朝課外10分前…
「こほっ…ん、ん"んっ…」
喉がイガイガして痛がゆい。
はあ…とため息を１つつく。その時、隣の席にいる蛍が声を掛けてきた。
月島「…風邪でも引いたの」
心配……してくれてるのだろうか。
「うん、ちょっとね…苦笑」
月島「…そ」
え、あ、それだけですか…←
いやうん、そうだよね。私なんかを心配する訳ないよね、それも蛍が！！泣←ちょっと悲しい
あ、忠はすぐに「大丈夫？」って声掛けてくれたよ
マジ天使。
・・・・
その日の昼休み…
友人とお弁当を食べていた時のことだった
「A」
背後から誰かに名前を呼ばれたので振り返ってみると、
アクエ◯アスをもった蛍が立っていた。忠も隣に立っている
「？なに？」
すると無言で私にア◯エリアスを差し出してくる
えーと…？
これはつまり……
月島「…あげるってことなんダケド」
「え……なんで…」
月島「風邪、引いてるんデショ」
「え…え？？でも、え！？」←
月島「勘違いしないでよね。隣でずっと咳がうるさかったからってだけだから」
「あ……、ふふっ…(微笑」
月島「…なに笑ってるの」
少し眉を潜めて言う蛍。
これが蛍の優しさなんだって、私には分かった
だから少し、分かり易すぎるツンデレに口元が緩んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なお(プロフ) - あいねさん» 夢主は擬似ユース合宿の方に行く予定です。でも影山たちともどうにか絡ませる予定なので、期待していてください (2020年4月10日 22時) (
レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 夢主が世界ユース合宿に選ばれてほしいです。 (2020年4月10日 22時) (レス) id: b6d7bd079b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - るるさん» 次の青城との試合までと擬似ユースまでの道のりが長いのですぐにとはいかないですが…苦笑 ご期待に添える内容は考えております！笑 (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ストーンさん» 弁当と一緒に年越したの実話で、それはうちの母の台詞ですwきったないんですけどね…笑 ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - なおさん» ええええ！！それは楽しみにするしかないじゃないですか！！？とーーっても楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年3月26日 20時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Alice | 作成日時：2018年10月7日 0時
