第164話 ページ32
恐怖で上手く言葉が喋れず、
日向「お、おお、お願いしやす！！」
なんて震えた声で、臨戦態勢をとって言った
その変な行動をさらっと受け止め、烏養元監督は言った
じ「何をだ？」
じ「誰彼構わずぶん投げたりしねぇよ。根性なしだけだ」
繋「クソじじぃ…！！」
地面に突っ伏していた体を両腕で支え、起き上がりながら言葉を絞り出す
日向「おお、オレはっ！自分で戦えるようになりたくて来ましたぁーー！」
まだ緊張感が抜け切れていない滑舌と声で言う
じ「その身長で、空中戦を制したいと？」ニヤッ
日向「この身長だからです！」
日向はこの時ばかりは、真っ直ぐな目で、身を乗り出してはっきりと言った
それに少し目を見開く烏養元監督。
小さな巨人と重なって見えたのかもしれない。
日向「俺…変なこと言ってるのかもしれないけど…」
目線を下に向ける日向に、烏養元監督が言った
じ「何が変なんだ」
その言葉に日向は顔を上げる
じ「例えどんな天才セッターが相手だろうと、速攻という攻撃において、絶対的指導者は、
お前だ」
ボールを拾った手ではない方の手の人差し指を、日向に向ける
日向の後ろで「？？」と、首をかしげる烏養孫。
それを見つけてはすかさず、
じ「コーチのオメェがキョトンとしてんじゃねぇよオラアァァァ！！！」
繋「あぁぁあぁぁぁ！！！」←本日2回目
投げられた。←
そして場面は再び夢主へと切り替わる。
及川「Aちゃん！！と………」
私をキラキラした目で見た後、飛雄の方を見て
嫌そうな、複雑な表情をする徹先輩
だがすぐに見下すように飛雄を見て、「ふんっ」と言って偉そうな態勢をとる
それにも構わず飛雄が口を開く
影山「お、及川さん…何、してんすか？」
及川「甥っ子の付き添い」
甥っ子「オス！」
甥っ子くんは元気よくピン！と手をあげる
それに飛雄も戸惑いながら「お、オス…」と、片手を微妙にあげる
ちょっと可愛いなんて、思ったり。
影山「部活は…」
及川「うちは基本月曜はオフなの」
冷たい返しをする徹先輩
「そうなんだ」と私は心の中で呟く
影山「週一で休みが…！？勿体ない…！」
及川「休息とサボりは違うんだよ。じゃ」
珍しく私に全く絡まずに去って行こうとする徹先輩
いや、嬉しいけどさ←
なんか調子狂うっていうか…
…何でもないです←恥ずかしい奴
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なお(プロフ) - あいねさん» 夢主は擬似ユース合宿の方に行く予定です。でも影山たちともどうにか絡ませる予定なので、期待していてください (2020年4月10日 22時) (
レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 夢主が世界ユース合宿に選ばれてほしいです。 (2020年4月10日 22時) (レス) id: b6d7bd079b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - るるさん» 次の青城との試合までと擬似ユースまでの道のりが長いのですぐにとはいかないですが…苦笑 ご期待に添える内容は考えております！笑 (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ストーンさん» 弁当と一緒に年越したの実話で、それはうちの母の台詞ですwきったないんですけどね…笑 ありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - なおさん» ええええ！！それは楽しみにするしかないじゃないですか！！？とーーっても楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年3月26日 20時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2018年10月7日 0時
