第161話 ページ29
喧嘩の日の翌日
烏養「毎度ー」
坂ノ下でアイスを買って出て行くJ K2人組を見ておきまりのセリフを言う
そして次にタバコを吸いながら座って漫画本を広げる
勿論今頭にあるのは漫画本の内容…
ではなく、
日向と影山の速攻のことだった
烏養「(元々見たことねぇ速攻だったのにそれをさらにパワーアップさせるなんて土台無理な話…)」
「自分がジャンプの最高点にいるのなんて文字通り一瞬。ブロックが見えると言っても普通はぼんやりと認識する程度。
でも稀にブロッカーの指先までくっきりと、さらにはその奥まで瞬時に見えるスパイカーも居ると聞く。
そして恐らく、翔陽にはそれが見えてる」
烏養「あぁ…可能性はある…だがあの神業的セットアップから繰り出される速攻を、日向が捌き切れるかどうか……」
「問題はそこだよね。でも、もしできたら?」
烏養「もし…できたら……、あのコンビは、小さな巨人をも超える、空中戦の覇者となる…!」
「ぴんぽーん」←
烏養「……」
烏養「はああぁっっ!!?なっ、おまっ!なんで居る!?つかナチュラルに会話入ってくんな!!あと思考読むな!!」
今更私がいたことに気づいたらしい烏養ちゃんは大声で叫ぶ。
いやー、普通に会話してたからてっきり気付いてるものだと…
こーゆー展開を狙ってたのは確かなんだけどね←
「烏養ちゃん驚きすぎー、それに文句言わない!ほんとに偶々立ち寄っただけだし、思考読むのは癖ってか特技だから気にしないで!」←
烏養「気にするわ!!」
その時ガラッと、お店の扉が開く音がした
烏養「!らっしゃーい…って」
「翔陽じゃん」
烏養ちゃんとのやり取りを一旦中止して扉の方に目をやると、そこに立っていたのは私の双子の弟
日向「コーチ…俺はどう練習すればいいですか」
あ、完全に私は無視ですね
烏養ちゃんにしか用はねぇよと。
ナルホド。
翔陽にスルーされるとか終わった……←
1272人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なお(プロフ) - あいねさん» 夢主は擬似ユース合宿の方に行く予定です。でも影山たちともどうにか絡ませる予定なので、期待していてください (2020年4月10日 22時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 夢主が世界ユース合宿に選ばれてほしいです。 (2020年4月10日 22時) (レス) id: b6d7bd079b (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - るるさん» 次の青城との試合までと擬似ユースまでの道のりが長いのですぐにとはいかないですが…苦笑 ご期待に添える内容は考えております!笑 (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ストーンさん» 弁当と一緒に年越したの実話で、それはうちの母の台詞ですwきったないんですけどね…笑 ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月27日 2時) (レス) id: c649d09425 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - なおさん» ええええ!!それは楽しみにするしかないじゃないですか!!?とーーっても楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年3月26日 20時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Alice | 作成日時:2018年10月7日 0時