日向の双子の姉は愛され美少女！part6

番外編〜Happy Halloween〜 ページ14

今日も今日とて部活動！(朝練)


ただ、今日はいつもと少し違う



いつもは体育館直行だが、特別な日であるため私も少し浮かれてしまい…


コンコンコン


澤村「ん？誰だ？」

部員は今ここにいるので全員のはず。と、不思議に思った澤村

因みに全員揃っているのは今日が奇跡的だっただけである

いつもはもう少し来る時間にバラツキがある


菅原「どうぞー？」


誰も着替えていないのを確認した上で菅原が入ることを許可する


バンッ！！


「トリックオアトリートです！おはようございます〜！」←



勢いよく入っていき謎の挨拶をした為皆さんポカーンとしている


うんうん、分かるよその気持ち←


菅原「あ、あぁ、なんだAだったのか〜」

「あはは、急にすみません」

澤村「なんか言う言葉の順序が可笑しかった気がするんだけど…苦笑」



そう、今日は一年に一度の大切な日！！


ハロウィンである！！！


大体の行事ごとは年に一回か←


月島「キミ頭壊れたの？あ、元々生活面でのまともな頭は無かったかw」

「…(ニコッ」

月島「…は？」


私が言い返さない、ましてや微笑みを浮かべてすらいる状況が普段と違うため驚いている蛍


の、前に両手を出す


「トリックオアトリート♡」


言い返すとかの前にまずコレだ。←

月島「…ないけど」


「はっ！？ハロウィンの日にお菓子を持ち歩かない奴なんているの！？居ないでしょ！隠さず渡せ！！」←

月島「無いって言ってるデショ」


山口「そ、そんなにお菓子欲しいんだ…」


「お菓子が欲しいと言うよりはその行為が楽しいと言うか…。まあ蛍にこんなこと言っといて私も持ってきたことないんだけど」←


山口「無いんだ…苦笑」


うん。特別な日って確かにワクワクするけど、面倒くさいことも多くてね


貰ったら返すレベルだったんだけど、流石に今時のJKがイベントごとで一度も何もせず生涯を終えるなんてことはあってはならないかなと…

考えを改め、今に至る。


そう、つまり私は珍しくお菓子を持ってきたのだ



「あ！でもね、今日は来る途中買ってみたんだ！ほらほら、ハロウィンの日にしか使えない魔法の言葉を言ってごらん？」

と、先ほどの会話に続ける


山口「え？えーと…と、トリックオアトリート…？」

「はいよくできました！」


私は恐る恐る手を出しながら言う忠にチョコを２つ与えた

山口「ありがとうAちゃん！」



うん、天使。←

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