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▽第6話 ページ6

保「病院についたわ…

急いで行きましょう」



「……」






あぁ






真っ暗な景色って






こんなにも不安になるんだ。






保「すぐに診察してもらえるように頼みに行くから華立原さんは座ってて」






「……はい」



駄目だ






ここで泣いたりしたら駄目だ…






でも不安と後悔が混ざって






気持ちが悪い






保「華立原さん!

すぐに診察してもらえるわ行きましょう」






「はい、ありがとうございます」






タッタッタッタッ



ガラッ






「お願いします」






医「はい、えっと失明したんだって?」



「はい」



医「じゃあ今見えてるものは何だい?」






今見えてるもの?






「何も見えなくて



真っ暗な景色です…」



医「そうか…

華立原さん



覚悟して聞いてくれ」






嫌な予感がする。






医「君はもう二度と何も見えない」






「……っ大丈夫です。



何となくですけど予想はしてました」






やっぱ嫌な予感あったった






保「……」



医「…今日はもう帰っていいですよ

また何かあったら来てください」






スタッ



ガラガラ



「ありがとうございました」






トスッ



保「華立原さんっ?!」






「あ〜…



もう生きてるのが辛いですっ!

何も見えなくて真っ暗な世界の中でこれから数十年間生きていける気がしません…っ!!






私には



私には無理なんですっ……」






保「……華立原さん

あなたは辛いと思うわ。

でも…あなたが亡くなったりでもしたら仲の良い友達や仲間…家族が悲しむわ」






そんなのわかってる



だけど






私は生きていける気がしないんだよ…っ






「…ウゥ…あっアァァ〜……ッ」






病院で泣いてしまった。

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設定タグ:ハイキュー , 白鳥沢 , 川西太一   
作品ジャンル:恋愛
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まなか@(プロフ) - いったいどうなってしまうのだ…?更新楽しみにしてます! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 850b65b71a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かずと。 | 作成日時:2018年7月30日 2時

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