コート上の天使【黒尾鉄朗】

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研磨side

初めて見た時から俺は気づいた




クロも他の人も気づいていなかった




コート上の天使




今から2年前月バリに乗った彼女の姿を見た


コートに舞う

白いユニフォームに身を纏った綺麗な女性


高一で月バリに乗ってるなんてって最初は思った


だけど



天使が高二のインハイ




突如姿を消した



そして俺が高二

天使が高三の時


初めて会った



バレーをやめて転校してきたのだ


最初は家の事情かなと思ったけど


女子バレー部に入部するかと思ってたけど入部する気配はなくて

男子バレー部の見学にも来て


何がどうなったんだと思った


そしてゴールデンウィークにある合宿で期間限定のマネをするそうだ



部の雰囲気にも慣れる為か彼女は毎日顔を出した


彼女がビブスを洗濯しているとき声をかけた


孤爪｢あの｣

A｢どうしたの？｣

孤爪｢コート上の天使って知ってる？｣


と、聞いてみた


すると

A｢、、、、え？｣

A｢それがどうかしたの？｣

彼女はそう答えるので精一杯のように見えた

孤爪｢なんでもない｣

彼女はAさんは









なにかにおびえていた

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