無理だって分かっているのに諦めきれない私のバカ！《オリジナル》

１４，嘘ついたら平気 ページ17

「キャッホーーーーー」


みんなは川で暴れ狂っています。
着替えもって来たのかな？

私は持ってきていないから見学中。
水戸部さんも一緒に見ている。


「楽しそうだなぁ」

「じゃあ遊んだら？」

「でもなんかそれは悪い気が・・・・」

「そう？私は着替え持ってないだけだし」

「Aちゃんはさ、好きな人・・・・とかいるの？」

「いないよ？」


内心パニック状態だ。何故今それを聞く！？
でも嘘ついたら平気だし、バレない


「そっかー私はいるよ？２次元に」

「おぉ・・・・アニヲタやなァ・・・・」


そうやって堂々と言うことが出来たらどれだけ楽か。


「もうそろそろ帰らない？」

「じゃあ言うか。」

「「帰ってきてェ！」」


帰ったら案外私もズボンの裾が濡れてしまった。

でも遊んでる瀧本君を見ることができて嬉しい！
なーんてね

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