黒髪の君 Ⅳ (ページ48)

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僕のページ48

Koji side

ラ「Aちゃん何してるんだろう」

事務所のレッスン場でそう呟いたラウール

そんなラウールに

阿「あ、大学卒業できたって言ってたよ」

目「そうだ俺、誕生日当日会った」

岩「今日の朝電話した」

渡「俺は昨日電話した」

深「あー、この前俺の島に遊びに来たぜ」

佐「あ、さっき舘さんと一緒に歩いてたら会ったよ」

宮「うん、タッパーに入れたご飯渡した」

直近の出来事を話すお兄ちゃん達

ラ「え、みんなAちゃんと会ったりしてるの？？俺は全然会えてもないし、連絡すらしてないのに、、」

俺らの話を聞いて明らかにしょぼんとするラウール

向「まだおると思うよ、行ってき」

俺がそういうと花が咲いたように明るい顔になる

ラ「いってくる！！」

るんるんでAちゃんを探しに行く姿はただのかわいい男の子や

あんなにでかいのに

.

.

深「あれいなかった？」

思ったより早い帰りとさっきよりもしょぼん顔のラウール

Aちゃん見つけられんなかったんかな

ラ「....ううん、いた」

目「なにどうしたのお前」

どよーんっていう効果音がつきそうなくらい落ち込んでるラウールにめめがそう聞いた

ラ「、、Aちゃんもう取られてた」

詳しく聞くと、

事務所のソファーに座るAちゃんを見つけて、隣に座ろうとしたけど、

ドラマの撮影で東京にいるみっちーが既にAちゃんの隣にいて、

みっちーの方が年上で先輩やから遠慮したらしい

深「あーそう言えばさっきみっちーと康二と3人でISLANDTV撮ったわ」

向「いいやん、みっちーと3人で話してき」

ラ「道枝くん関西にいてAちゃんに会える時間少ないから、、」

目「お前偉いな」

みっちーのためにAちゃんを譲ったラウールの頭をわしゃわしゃするめめ

ラ「やめてよ、めめ！」

向「Aちゃんみっちーもラウールも大好きやから喜ぶと思うで？」

ラ「、、僕のAちゃんなのに」

いつもはラウールのやない！って言うけど、今日だけは我慢してあげよか

目「お前道枝くんに弟枠取られるぞ」

ラ「......行ってくる」

めめに背中を押されてもう一回楽屋を出て行ったラウール

渡「ただの大型犬じゃん(笑)」

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