黒髪の君 Ⅳ (ページ34)

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Ren side

なかなか連絡をくれないAちゃんの声をどうしても聞きたくて、

体が勝手にAちゃんの家に向かってた

途中で電話がかかってきたのはびっくりしたけどね。

インターホンを押すと案の定驚いてるのが声のトーンで伝わって思わず、口角が緩んだ

夜でよかったってつくづく思う

この顔周りに見られたら恥ずかしい

目「お邪魔しまーす」

半ば強引に中に入れてもらい、お茶も用意してもらって、

おめでとうの言葉も言ってもらった

お礼の気持ちを込めて頭を撫でるといつものように目を細めて嬉しそうに笑うAちゃん

この笑顔久しぶりに見たな

この笑顔壊したくない、守らなきゃいけないんだな

『目黒くん明日の仕事は？』

目「朝早いから、帰らないとそろそろ」

『そっか、』

ちょっとだけ悲しそうにするAちゃん

こういうとこだよね、ほんと

ずるいよね、Aちゃんって。

目「まだAちゃんと一緒にいたいけど、このままここにいたら何するか分かんないし、」

2人で話しながら上着を着て玄関に向かう

『、変態』

目「しょうがないの男だから」

『、(笑)』

目「誕生日に会えて良かった」

『うん』

目「ありがとう、また来る」

『うん、待ってるね。』

目「おやすみ」

『、おやすみ』

Aちゃんの顔は帰らないでって言ってるみたいで、

これ以上その瞳を見つめるとほんとに帰りたくなくなるから、

じゃあ、と言って玄関を出た

24歳の俺はもっと君に近づきたい

もっと君を知って、1番近くで守りたい

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1日過ぎちゃいましたが、

目黒蓮くんお誕生日おめでとうございます。

目黒担の方もおめでとうございます。

24歳の目黒くんも夢が沢山叶いますように

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