黒髪の君 Ⅳ (ページ11)

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You side

次の日から想像以上に忙しい日々だった

マネ「A、次、トラジャと振り合わせ」

『はい』

バラエティー番組の収録を終えて、車に走りながら次のスケジュールの確認をする

『ごめんなさい、遅くなりました』

事務所のレッスン場に入ると既にTravisJapanのメンバーが揃ってた

宮近「お疲れ、同期」

遅れたのにも関わらず暖かく迎えてくれるメンバー

川島「A、大丈夫？」

『全然大丈夫です、！(笑)振り入れしましょうか』

松田「お願いします！先生！」

数日前＿＿

『失礼します』

「はーい」

松田「あ、Aちゃんだぁ！」

『つだくん久しぶり』

宮近「よ！同期！」

『ちゃかさん同期って呼ぶのそろそろやめてくれる？』

川島「Aちゃん無視していいんだよ？」

個性的なメンバーの中でのえさんはいつも1歩引いてみんなを見守ってる感じがする

川島「どうしたの？」

そして、すごく優しい

『今日はお願いがあって、来ました。』

七五三掛「お願い？」

『、、Mステに一緒に出て欲しいです』

お願いしますと頭を下げる

宮近「なんだ、そんなことか」

松倉「Mステ出れんの？！俺ら」

松田「え、やった！！」

川島「ごめんねAちゃん」

『、、これはOKってことですか？』

宮近「もちろん、同期の願いを断るバカはいない」

私より先輩の方が多いのに快くOKの返事をしてくれた

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『ざっとこんな感じです』

吉澤「むずくない？(笑)」

松田「まって想像以上だわこれ」

川島「俺らあと自分達でやるから、次の仕事行きな」

自分から頼んだのに、レッスン場に少ししか入れない

『ほんとにごめんなさい、』

宮近「A、こういうときはお互い様だから」

七五三掛「Aがこんなに頑張ってるのを見て見ぬふりは出来ないよ」

『ありがとう、。後で振りビデオ送ります！本当にありがとうございます。』

深いお辞儀をしてレッスン場を後にする

後ろから見送る声が聞こえた