引っ越し ページ49
You side
ラ「ねぇ、Aちゃんと康二くんって別々のベッドで寝てる？」
高校生はほんとに怖い。
こういうことをサラッと聞いてくる
向「当たり前やろ、一緒には寝らんわ」
ラ「へー、康二くんなら、Aちゃんのベッド行きそうなのに」
向「そこはちゃんとしとかな、色んな人に怒られるからな」
怖くなって、1番安全な舘さんの隣に移動した
宮「こういう話になるとAは、いつも俺のところに来るよね」
『1番舘さんが安全なんです』
ラ「Aちゃーん！今日泊まりに行っていい？」
渡「だめ」
ラ「しょっぴーに聞いてない！！」
渡「ラウールはちゃんと家に帰れ」
ラ「だから、しょっぴーに聞いてない！！」
翔太くんに捕まったのから逃げ出して私のところに来た大きな子犬
ラ「Aちゃん、、」
私はこのキュルキュルな目に弱い
その事を知って、これを使う目の前の男子高生はほんとに恐ろしい
でもこの目を見ちゃえば、許せちゃうんだよな
『、、じーこに聞いて』
私が頭をフル回転して出した答えはこれだった
ごめん、じーこ、私はあなたに丸投げする
.
舘さんの隣でラウールがじーこに交渉してるのを眺める
宮「家見つからないの？」
『ううん、見つかったっていうか、見つけてくれた？』
宮「康二が？」
『じーこは細かくてだめ(笑)滝沢くん』
宮「滝沢くんが用意してくれたなら安心だね。」
『そろそろホテルも片付けしなきゃ』
宮「いつ引っ越すの？」
『うーんと、次の休みだから3日後』
深「え、A、家見つかったの？」
『うん、無事に』
向「え！？Aちゃんもうすぐ出て行くん？」
いつの間にか近くにいたふっかさんとじーこ
『あれ言ってなかったけ？3日後に私ホテル出るよ』
向「え、なんも知らん！ラウールやっぱさっきの話なしや！！」
さっきの話は、ラウールがホテルに泊まりに来ていいかの事で、多分じーこはOKを出してたのであろう
え、なんでって言うラウールの声が少し離れたところから聞こえる
じーこに負けたのであろうラウールが私のところに来た
『負けちゃった？』
ラ「うん、康二くんがだめって。最初はいいよって言ってくれたのに」
『じゃあさ、ラウール私が引っ越したらお泊まりおいで』
そう声かけるとキラキラした顔をあげた
ラ「約束だよ？！！」
ほんとに可愛いなぁ、弟は。
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きびだんご(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2020年12月29日 11時) (
レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 卒業旅行のとこでふっかさんが9人で旅行って言ってますが、このお話だと10人ではないでしょうか？？ (2020年12月29日 1時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きびだんご | 作成日時：2020年12月24日 21時
