_今度は ページ42
Nishijima side
西「ねぇ、A」
『実彩子ちゃーん、ここなんだけどさ』
西「A、、」
『ごめん、後でもいい？』
西「秀太ー、Aー、」
『ごめん先行ってて』
末「あ、おう」
Aにあからさまに避けられてる
なんかしたかなって思っても理由を聞けないし、
どうすることもできない
西「A、」
『、なに』
西「こっち向いて」
『やだ、、』
西「じゃあ、話そう？」
『話すことない』
西「俺は、あるから、座って」
楽屋に俺しかいないのを知って、逃げようとするAの腕を掴んで、無理やり座らせた
西「なんで、避けてるの？」
『、避けてないよ』
西「ねぇ、顔上げて、俺の目見て」
俯いたまま俺の顔を見ようとしないA
そういえば楽屋に入ってきてから1回も目合ってない
そんなAの顔を両手で包んで目を合わせる
西「え、、？」
『、、ごめっ....』
久しぶりに合った目は涙をいっぱい溜めてた
びっくりする俺を見て
『ごめん、、ちがうの、』
そう言ったA
西「A、全部話して。Aが抱えてるもの、Aを縛ってるもの、全部、俺に話して」
そう言うと、ゆっくり口を開いた
『、、あのね、』
Aが話してくれたのは、
休止前に恋愛をするなと圧力を掛けられたこと、
そして、今も恋愛をしないために仕事をたくさん入れられてることと
『、、これ以上にっしーの近くにいたら、わたしが今まで守ってきたものが
壊れてしまうの、、。それくらいわたし、にっしーのことっ....』
西「それ以上言わなくていい、ごめん。」
その先は今聞くのは、Aの口から言わせるのは、だめだと思った
西「A、」
『......んっ、、』
『ちょっと、！、何してんの！！』
西「なにって、キス」
『恋人じゃないのにしたら、』
西「じゃあ、恋人になればいいんでしょ？」
『、、えっ？』
西「なろうよ、俺たち」
『でも、私は、今は無理なの、できないの』
西「そんなのどうだっていい、俺はAが欲しい、ずっと隣にいて欲しい」
そう言葉にすると、さっきまで溜めてた涙を落とした
西「俺が、なんとかする。今までAに守られてきたけど、今度は俺がAを守るから」
『にっしー、』
西「待ってて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
airi(プロフ) - K，I，O，H，W，Dさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2020年11月11日 23時) (
レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
K,I,O,H,W,D - はじめまして！このお話楽しくて1話からずっと続けてみてしまいました（笑）本当に素敵な作品です！続きを楽しみにしています！更新楽しみにしています！ (2020年11月11日 10時) (レス) id: 522229740f (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。 (2020年9月14日 22時) (レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 頑張ってください！ (2020年9月13日 23時) (レス) id: b83fd7db6f (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - kokoroさん» ありがとうございます。そう言って頂けて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年8月20日 1時) (レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：airi | 作成日時：2020年8月11日 0時
