_ヤキモチ ページ38
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「Aちゃん、連絡先教えて」
『ごめんなさい、今携帯持ってなくて』
「またそれじゃん、今日の夜ご飯は？」
『まだ仕事があるので』
以前お仕事で一緒になってから頻繁に話しかけてくる俳優さん
最初は優しい方だなと思ってたけど、最近はプライベートな事まで要求されて、少し困ってる
仕事上、強く断ることはできなくて、やんわりと断ることしかできない
「あ、じゃあさ、電話番号打ってよ」
『いや、、』
「自分の電話番号くらい覚えてるでしょ？」
そう言って、携帯電話を差し出された
打つだけ打ってしまおう、、
.
.
「Aさん」
携帯を手にしようとしたとき、後ろからそう呼ばれた
俳優さんと私はその声につられてその声の持ち主の方に顔を向けた
「Aさん、お疲れ様です」
『お疲れ様、目黒くん』
休止前に共演させてもらった目黒くん
目「こんな所でどうしたんですか？」
俳優さんを少し警戒した目で見る
「連絡先聞こうと思って」
ね？と聞かれた
『、、、』
目「Aさん、嫌がってるんでやめたらどうですか？」
『ちょっと、目黒くん』
私の声が聞こえてないのか、私を庇うように自分の背中の後ろに立たせて、話続ける
目「あなた何回も何回も連絡先聞いたりご飯誘ったりしてますよね？」
「別に、Aちゃんが行きたいって」
目「そうは見えないんですけど？」
『目黒、』
目「Aさん、黙って」
目「これ以上迫られると迷惑なので、やめてください」
高い身長で見下すようにそう言った目黒くん
その迫力に圧倒されたのか私達を睨みながら、暴言を吐いて去っていった
『ごめん、目黒くん、私のせいで』
目「俺がしたくてしたことなんで」
『でもごめん』
目「それより違う言葉が聞きたいです」
『、、ありがとう』
そう言うと、笑って頭を撫でてくれた
目「じゃあ、また、Aさんと共演できるの楽しみにしてますね」
『うん、ありがとう』
日「お疲れ様です」
当たり前のようにまた共演するのを楽しみにしてますね、って言ってくれたのが嬉しかった
まだ私はこの世界にいていいんだって思えた
『がんばろ、、』
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airi(プロフ) - K，I，O，H，W，Dさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2020年11月11日 23時) (
レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
K,I,O,H,W,D - はじめまして！このお話楽しくて1話からずっと続けてみてしまいました（笑）本当に素敵な作品です！続きを楽しみにしています！更新楽しみにしています！ (2020年11月11日 10時) (レス) id: 522229740f (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。 (2020年9月14日 22時) (レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 頑張ってください！ (2020年9月13日 23時) (レス) id: b83fd7db6f (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - kokoroさん» ありがとうございます。そう言って頂けて本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年8月20日 1時) (レス) id: 334900bbc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：airi | 作成日時：2020年8月11日 0時
