78-悪戦苦闘- ページ35
もう一つの弱点。俺の個性は変形で、物をまた別の物に変えるだけの能力。ロボットが動くのは、そーゆープログラミングで変化させたから。空を飛べたのも、変形させた翼を手動で動かしていたから。
カラクリやプログラミングで物は動かせるけど、それは俺自身が現在進行形で動かしてる訳ではない。
だから実際空飛んでる時ってある意味くそダサい感じなんだよね…。自分で腕パタパタ動かしてんだから。
まー、どっかのアニメの怪盗みたいにマントに細工して飛べなくもないけどさ。
いやー、弱点案外早くバレたな。もう一つの方はまだ隠しておきたいところ…！
「操作は確かに出来ない。でも寒いならホッカイロ作ればいいんじゃよ！！」
「じゃよ…？」
盾に変形させてた体育服を今度は鉄パイプに変えて轟に迫る。轟が打ってくる氷をかわしつ背後に回る。
後方に向けて氷を打とうとした右足を鉄パイプで殴って、思いっきり蹴飛ばした。
そのまま蹴飛ばした轟を追いかけ、轟が場外に出ないよう出した氷に触れて水蒸気に変える。
宙に浮いた轟に向けて、地面を変形させコンクリートを放つ。コンクリートにぶち当たった轟は場外へ…。
「そう簡単にやられるかよ…！」
自分から出した氷をフィールド内に繋げ、なんとか戻ってきた。
『Wow！！これありなの！？』
「地面に着いてなければセーフ！！」
「…マジかよ」
これじゃ、もう場外に出してって手は難しいな。体力的にも、さっきみたいに押し出すのは厳しいね…。
今度は轟から仕掛けてきた。またも俺を閉じ込めるように壁を作ってきた。でもさっきよりスピードが落ちてる。
それに右手が若干震えてる…。個性と言っても、やっぱ身体能力の一つ…。俺にもあるように、轟にも限界ってのがあるということ…。
ならば…！
『おおと！？またも大型仮装ヴィランが現れた！しかも3体！！これは流石にやばいんじゃないか！！？』
今ので体力をほぼ使った。もう個性を使う力は残ってない。でもこれを凍らすのに轟も相当体力を削るはず…！
「…くそっ」
案の定、仮装ヴィランを凍らせていく。でも一気にはいかない。いや、体力のことを面していけないんだ。
轟が全部凍らせた時がチャンス。焦るな、慎重かつ大きくいけ。最後の力を轟にぶつけろ…！
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紅じゃけ(プロフ) - 澪。さん» ありがとうございます！課題と更新頑張ります…(汗) (2017年8月26日 6時) (
レス) id: 0e38c6c478 (このIDを非表示/違反報告)
澪。(プロフ) - 続編おめでとうございます！！夏休みの宿題に追われるの、よく分かります………。更新待ってます！！ (2017年8月26日 1時) (レス) id: 256437f2ed (このIDを非表示/違反報告)
紅じゃけ(プロフ) - るいさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年8月19日 22時) (レス) id: 0e38c6c478 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 続編おめでとうございます!!これからも応援します！ (2017年8月19日 9時) (レス) id: d9fa4136df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅じゃけ | 作成日時：2017年8月17日 20時
