あなた と かるた [須藤暁人]

七首 ページ9

◆ ◆ ◆


須「たごｎ．．．」(←たごのうらに


　「ハッ!!!」


バシッ!!


　「あ．．．．．」


須「．．．．．．．」


甘「あっ.....あ〜〜〜〜.....」


そう、今の状況は.....

部活

カルタ

読主は須藤先輩で

私は甘糟先輩と試合

たごのうらに で札を取り

取る時自然に声が出た

そして...払った札が須藤先輩に当った....

私と甘糟先輩は冷や汗をかいている....


　「ご、ごめんなさい!!!!!須藤先輩!!!!!」


須「A!校庭30周!!」


　「げっ!....」


甘「Aｗｗｗｗｗ何やってんのｗｗｗｗ」


　「しょうがないじゃないですか〜〜〜!!!わざとじゃないんだし〜〜〜!!!」


甘「A〜がんばれ〜ｗｗｗ」


　「甘糟先輩!私の事笑う人には差し入れあげません!!」


部員(さ、差し入れ!!!??)


　「皆さん、今『差し入れ!!!??』って思いましたね」


甘「すっげ〜!何でわかんの」


　「こんなのフツーに分かりますよ」


須「A、フツーに分かるわけないだろ
　 分かるのはお前だけだ
　 この前自分で言ってて忘れんな」


　「そうでした」


甘「え!ちょ!この前ってなに!?Aどうこと!!?」


須「なんでもねーよ!!!
　 A、早く走ってこい!」


　「は、はい」


須「甘糟、お前も走ってこい!」


　「なんでですか!?」


須「走ってこい!!!!(怒)」


　「はい.....」


　◆ ◆ ◆


　「ハァ ハァ ハァ ......
　 甘糟先輩....今何..周か...分かりますか...」


甘「23周....く...らい？」


　「残り....7周か........大丈夫ですね」


甘「俺は...もう無理....じゃない!」


　「ややこしいですよ」


　◆ ◆ ◆


　「ハァ ハァ ハァ ......フゥゥ...やっと終わりました.....」


甘「辛かった〜」


　「さっ、部室に戻りましょう」

　
　◆ ◆ ◆


ガラ ガラ ガラ ガラ ガラ ガラ


　「戻りました〜」


甘「辛かった〜〜〜〜
　 A、平気な顔してるれど大丈夫か....」


　「大丈夫ですよ」


甘「あんま無理すんなよな....」


　「心配ありがとうございます...////」


甘「なんでそんなに、赤くなってんだよｗｗｗ」


　「甘糟先輩、普段そんな事言わないので...かっこいい....なぁと思って..////」


甘「...!////」


須「おい!A!!帰るぞ!」


　「え、え!なんで!?まぁ、もう帰る時間ですけど!!」


須「いいから!!帰るって言ってんだよ!!」


　「はい...?」


　(まだ片づけ残っているのに...)

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