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「幸せそうだもんね、私の事気遣う余裕あるし、ネイル塗らせて褒めて『玲奈さんのこと待ってるお客さんいます』いるわけないでしょ?のんき?私はそんなのいらないし、家族も仲間も元彼もみんな自分から切った。誰も待ってないの」

「そう思ってるだけですよ」

「ううんそれでいいの。一人って最強だから」


堂々と悲しげも無く、言い放つ玲奈さん。

それは、私も思ったことがあったな。
裏切られて傷つくくらいなら、何もいらない。
一人の私の方が強くいられると、


「よく考えて、ここでは私達、生きてるだけでスペシャルなんだよ。最高じゃん」


振り切ってこっちの世界を選んだんだ。

それは今だに戻りたいのか、決めきれずに曖昧なままの私に、鮮烈に突き刺さる。


向こうの車両の人に、本当に帰る気なのか聞きに行くと、再度歩き出した。


「玲奈さん!畑野先生!」


とりあえず止めないと、と二人の前に飛び出す。


「A先生!玲奈さんが」

「もしかして聞いてた?今の話。でもいいや、私と一緒の考えだもんね。みんなの中に紛れてるけど、ここがいいんでしょ?」


こんなに鋭い人だったなんて、
ちゃんと会話はしてこなかったけど、しっかり見透かされてる。


「まだ、迷ってるだけです。前の世界は、辛い事の方が多かったから」

「戻ったっていいことなんてなんもない。そんな人もいるってこと、でもそんなのは、恵まれた人にはわかんない事よ」


怒ったような声色で、また足早に離れようとする玲奈さんを、掴んで引き止めた。


「一人じゃ危ないです!」

「ほっといてよ!」


振り払われ、手をついた先の地面に目を落とすと、そこにはあるはずの無いものがあって、

言葉にならない声を発しながら、必死にその場を離れようと顔を見合わせる。


人の死体だ、なんでこんな土の中に?


その瞬間、何か気配がして顔をあげると、見覚えのある男が揃っていた。


「久しぶりだな」


冷たい汗が、頬を伝って、地面に落ちた。


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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ、こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ、楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また、nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう、伏せ字や検索避け(長くなってしまうので、お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年7月12日 11時

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