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「みんな笑顔になってましたよ。ここでも意味はあります。萱島さんがいて良かったって思ってます。みんなも私も」
「望んで来たわけじゃないけど」
ケープ代わりにしていたビニールを取って髪に触れると、明らかに手触りが変わっていて、感動さえ覚えてしまった。
「やっぱりすごい」
「そりゃどーも」
いつものようにぶっきらぼうにそう言うと、そそくさと片付けを始める。
照れてるのかな、意外。
お礼を言って外に出ると、髪が変わるだけでなんだか気分が晴れやかで、ここに来て初めて人間らしい感情を取り戻した気がした。
《カランカラン》
この音って、、
白浜さんと畑野先生が走り出すのが見える。
私も咄嗟に後を追う様に走りだした。
後を追いかけると、さらにその前に子供が走っているのが見える。
きっともう一つの車両の、、
川にたどり着いた。
川なんて、あったんだ。
白浜さん畑野先生と目が合う。
「来ないで！お母さん呼んでくるから、待ってて」
「一緒に、」
「ダメ！待っててここで」
「あなた達の車両の事は知ってる。まずは話し合いたいの」
「必ず戻ってきて」
頷くとその子供は奥に消えて行った。
「来ませんね」
あれから何時間かたっただろうか、一向に戻って来ない彼にただ気持ちばかりが焦ってしまう。
「俺が行って様子を見てくる」
「危険です、一人で行かないで下さい」
「そうです。色々あったんですから」
暗くなる前に火を、ということになり、白浜さんが一生懸命に火おこしに取り組む。
僅かに煙が上がるも火種には結び付かなかった。
「この匂い、まるで現場の、」
「あの日、あの電車に乗った日、先輩のお見舞い行くところだったんですよね？何があったんですか？」
「一年前、駅前のビルが燃えて、俺のせいで、」
呟く様に思い起こしながら話し出す白浜さん。
きっとこれが彼の十字架なんだ。
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ､こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ､楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (
レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また､nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう､伏せ字や検索避け(長くなってしまうので､お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2023年7月12日 11時
