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「私大丈夫なんで、みんな入れて下さい」
外で待っていた男性達もゾロゾロと中に入ってきた。
萱島さんは明らかに怒っている様子で、乱暴に椅子に腰かける。
「もう一つ、車両があるんです」
ざわつく車内。
これは明らかに衝撃の事実で、全員が驚いた顔をしていた。
「田中さんが見たキャップの男に、私も一昨日会いました。その彼は情報が欲しいと言い、昨日再度会い、そこでお互いの話をしてもう一つの車両の存在を知りました」
「そして私はあちらの車両の人とも協力したいと言って、彼はその話を持ち帰り、今日また落ち合い向こうの結論を聞く予定でした」
自然と手に力が入り、握りしめている。
思い出すのは、怖いけど
「でも、約束の場所に、知らない男3人組が現れて、それで服を脱がされ、頬を殴られて、」
「もういい、もうそれ以上は、」
白浜さんが制止する。
いつも冷静な白浜さんからは考えられない程、声が震え怒りを堪えているのがわかる。
「あの、でも、変な話かもしれませんが、されて、ないです」
その前に思い切り蹴り飛ばして逃げてきたんで、とキックのジェスチャーをして笑顔を作るけど、重苦しい空気は消せないままで、
隣に座る畑野先生がそっと抱き寄せれば、その温かさにまた涙が頬を伝っていった。
「やっぱ、行くしかねぇだろ！加藤もやられて、その上こんなことになってんのに、いい子ちゃんでいる必要あるか？」
「俺だってそうしたい、でもやられたからやり返すっていうのは、更なる争いの火種になりかねない、慎重にまずは話し合いで」
「それで守れるのか！もう守れてねぇだろうが」
萱島さんと白浜さんがまた揉めている。
こんなことを望んでいるわけじゃない。
二人の喧嘩の原因が自分だってことが、ただただ悲しかった。
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ､こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ､楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (
レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また､nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう､伏せ字や検索避け(長くなってしまうので､お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2023年7月12日 11時
