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汲んできてくれた水をもらいに行こうと向かうと、白浜さんと萱島さんの会話が聞こえてきた。
私にも聞かせてくれた弟さんの話をしている。
そして最後には、商売道具もいらないと笑ってみせた。
こんな時だって優しいんだから、
「嘘つき、」
あんなあからさまな嘘、本当は辛いのが透けて見える。
白浜さんも気づいているようだった。
そしてその晩は久しぶりに温かいものを口にすることができた。
でも田中さんによる毒の実の混入未遂があり、楽しい夕食とはならずにお通夜の様な雰囲気になってしまう。
本当に彼のせいなのかはわからないけど、不信感は確実に全員に広がっている。
生きるだけで必死のこの場所で、なんでこんな足の引っ張り合いの様なことになるの、
人はやっぱり怖いと再度痛感する。
白浜さんは田中さんを連れてくると出ていった。
「萱島さん」
田中さんのことで見るからに苛々としている彼が気に掛かり声をかけた。
話しかけるなオーラが見えるような気もするけど、私は気にしない。
「なに？」
「萱島さんは間違ってないです。危険は排除しないと誰も守れない、そう思います」
「あの綺麗事君に言ってやりなよ」
白浜さんのことか、
やっぱり苦手なんだろうな。
「白浜さんと萱島さんは正反対ですよね」
当たり前だろといった目つきで睨まれた。
いつも揉めてばかりの2人、でも
「でも似てる」
「はぁ？」
「人を守りたいと思っているところ、優しいところ、強そうに見えて本当は弱いとこ、方向が違うだけで本当は一緒です。進んでいるところは」
「俺は弱くないだろ、先生のクセにわけわかんないこと言うね」
「もう先生じゃないですから」
ニヤッと笑っておどけてみれば、彼もつられて笑ってくれた。
「やっぱあんた変な女だわ」
「それが売りです」
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ､こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ､楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (
レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また､nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう､伏せ字や検索避け(長くなってしまうので､お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2023年7月12日 11時
