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体調不良の為に水を求める声がすると、萱島さんは気だるそうに取りに行くと出ていった。
加藤さんと立花さんがその後を追う。
畑野先生の提案でみんなが持っている食料を出し合うことになった。
こんな時に限って私は何も持っておらず、いつもコンビニに寄るのに、なんて今更悔やんでも仕方ないけど、
電車の外にいる白浜さんを見かけて、私も電車を降りる。
彼に言わなきゃいけないことがある。
呼びかけると、どうかしました?と優しく問いかけてくれた。
いつだって彼は人の為、それしかないんだなと実感する。
「実は私も知ってたんです水のこと、萱島さんに聞いていて、すいません、頭から抜け落ちてて」
「あぁそうだったんですね、Aさんが謝ることじゃないですよ」
「気をつけます。ここでは何によって命が無くなってしまうのかわからないですから」
「さすが、養護教諭でしたもんね」
ここで突然クビになったと言い出したら、どんな顔をするんだろう。
みんなに言いふらす話ではないし、それに触れたら私は壊れてしまうような気さえしていて、
「遅くなりそうですね、萱島さん」
不自然だったかもしれない。
話を逸らしたまま、足早に電車内に戻った。
「やっぱり無かったってことですか?」
萱島さんからの報告に全員のため息が漏れた。
カートだけ残されて肝心の飲み物は見つからなかったらしい。
萱島さんは全員を見渡し犯人探しを始めた。
白浜さんが制止する。
人間の60%は水分でできているらしい。
人は水が無くなれば人ではいられなくなってしまう。
ここが未来なのか、なにもかもわからないこの状況で、誰も口には出さないが限界が近いことを感じていた。
憔悴しきった空気のまま2日目の夜を迎える
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ、こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ、楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また、nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう、伏せ字や検索避け(長くなってしまうので、お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2023年7月12日 11時