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10話 ページ10

JK side


何度朝を迎えたかな




テヒョニヒョンが突然姿を消してから5日間経っていた



JK「ジニヒョン、ねえジニヒョン?」

JN「……え?あぁごめん、」



庭で花に水をやっている兄に声をかける
なんだか“心ここに在らず”って感じ



2、3日前までは

JN「テヒョンのことだからきっとただいま〜って帰ってくるでしょ〜!!」

なんてまるで自分に言い聞かせてるみたいだった





JK「ちょっと僕、スケッチしてくるね」



ジニヒョンに用件だけ伝えてその場を離れる



僕もジニヒョンも寂しいのは変わりないみたい




JK「よいしょ〜」



今日はどんな絵を描こう…



きっといつかヒョンが帰ってくる。
その時までとびっきりの絵を完成させるんだ



無我夢中に筆を動かし寂しさをかき消す



テヒョニヒョンがいないとこんなに静かだっけ?



虫の声や、風の音がやけに大きく感じる




JK「…もうやーめた!」





全然集中できないのは、ヒョンがいないからとかじゃない

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設定タグ:bts , テヒョン , テテ   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:ゆある | 作成日時:2021年9月25日 18時

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