今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:6,366 hit
小|中|大
10話 ページ10
JK side
何度朝を迎えたかな
テヒョニヒョンが突然姿を消してから5日間経っていた
JK「ジニヒョン、ねえジニヒョン?」
JN「……え?あぁごめん、」
庭で花に水をやっている兄に声をかける
なんだか“心ここに在らず”って感じ
2、3日前までは
JN「テヒョンのことだからきっとただいま〜って帰ってくるでしょ〜!!」
なんてまるで自分に言い聞かせてるみたいだった
JK「ちょっと僕、スケッチしてくるね」
ジニヒョンに用件だけ伝えてその場を離れる
僕もジニヒョンも寂しいのは変わりないみたい
JK「よいしょ〜」
今日はどんな絵を描こう…
きっといつかヒョンが帰ってくる。
その時までとびっきりの絵を完成させるんだ
無我夢中に筆を動かし寂しさをかき消す
テヒョニヒョンがいないとこんなに静かだっけ?
虫の声や、風の音がやけに大きく感じる
JK「…もうやーめた!」
全然集中できないのは、ヒョンがいないからとかじゃない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
37人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆある | 作成日時:2021年9月25日 18時